タグ： いーとくん

【職業】 ジャーナリスト：真実が隠蔽された報道を目敏く見分けることができる。 とかくサブカルチャー寄りの話題を追いたがる変わり者。部署内でも変わっていると距離を置かれがち。 殺人鬼の話題に関して、飢えた獣のごとく食い付く。 【特徴表】 暗黒の祖先（D）：（P60）先祖にカルティストや人肉主義者、邪悪な存在、神話生物などが関わっている。 動物に好かれる：独特のたたずまいのせいか、大抵の動物に好かれる。 闇のディズニープリンセス。 【人物】 所属は報道フロアだが、日陰者。それなりに優秀だが、そこそこの話題しか拾わない。 しかし、サブカルチャーや殺人鬼の話題になると人が変わったような熱のある文をかく。もう何年も殺人鬼を追いかけ回しており、そろそろ死ぬと噂されているが今のところ生きている。 ある殺人事件の被害者遺族であり、加害者遺族という非常に危うい立場にあるため、部署内で腫れ物扱いされているが、本人は気にしていない。 ※ ある日、兄が死亡事故を起こした。 寝不足で前方不注意だったらしい。日付の変わる頃誤って母子を轢き殺し、その日を境に生活が一変した。 連日マスコミが家に押し掛け、近所からのいやがらせや顔も知らぬ人間からの誹謗中傷の電話がなりやまなくなった。母はノイローゼで自殺未遂を犯し、父は会社をクビになって路頭に迷った。己はというと、学校でひどいいじめを受けて不登校になった。 兄は笑わなくなった。優しい人だったのに、優しくていいひとだったのに、刑務所に送られる途中で被害者遺族の父親に襲われて死んだ。 自分の誕生日ケーキを買いにいったばかりに、あの人は人生を棒に振ってしまった。 死んで当然だと言われた。やりすぎだと手のひらを返す人間の擁護もみた。世論とやらの餌食で、ひたすらに面白おかしく消耗された。 後に面白い事実が発覚した。 なんと、相手の父親は何人もの女性を手にかけるような殺人鬼だったらしい。 世間は飛び付いて、忘れて、捨てて、めちゃくちゃになった家はもう二度ともとに戻らなくなった。 一番おかしいのは、自分の頭だと思う。 なにも感じなかった。なにも。なにも感じない。本当に。自分はおかしいのだろうか？ 面白そうなことを追いかけようとマスコミになった。家から絶縁されたが、特になんともない。面白いことを探しにいこう。 そうだ殺人鬼。殺人鬼がいいな。みんな好きだろうし。あんなに飛び付いてたから。自分もきっと、好きだろうからな。 なにか、感じるといいな。 ※

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ