タグ： ねっこKPC

誕生日：1月17日 口調：特に決まってないですが奇抜な語尾とかはない普通の女の子という感じ 性格：しっかりしていて面倒見がいい。不摂生ぎみの兄を生活面で支えている。母同様年上の男性が好み。兄に関しては現在やや反抗期ぎみで、帰りが遅いとか居酒屋バイトは駄目とか色々言われるのが本当に嫌。でも嫌いなわけではもちろんないし、自分自身兄に生活面の小言を言っていてよく似た兄妹であることには気付いていない。両親についても恨んだりはしていないが、母のことは弱い人だったんだなと思っている。 ＜兄穂高と生い立ち＞ 　ふたりの母・由美子が19歳のとき、バイト先で兄の穂高を妊娠。バイト先の先輩との子どもだったが、妊娠を告げると先輩は失踪。由美子は同じくシングルマザーだった由美子の母の反対を押し切って穂高を出産。 　由美子とその母のふたりで穂高を育てるが、穂高が小学4年生のとき、若い頃の無理が祟って体を壊した由美子の母（穂高の祖母）が他界。母よりも祖母と接する時間が長かったこともあり、忙しい母と二人だけの暮らしになった穂高は以後強い孤独感を持って生きる。反抗期も重なり、決して愛情がないわけではなかったものの、母親とは折り合いが徐々に悪くなっていった。 　3年後、穂高が中学に上がる頃、母・由美子は交際を始めた年の離れた男性との間に妹の市子を懐妊。所謂授かり婚にはなるが、結婚を機に母子ともども極度の貧乏ぐらしを脱却することとなる。しかし新しい家で穂高は居場所がなく、気まずい状態のまま妹の市子が生まれた。 　市子は母に似て美人だったため、老いた父親にずいぶん可愛がられた。穂高は邪険にされることはなかったが、忙しさで今まで満足にコミュニケーションが取れなかった母は穂高との接し方がわからず、その戸惑いが父親にも伝わり、どこか腫れ物扱いのような状態が長く続く。 　それが変わったのは、物心付いた市子が兄の後ろをついて回るようになったからだ。市子が橋渡しとなり、気まずい親子関係は改善した。 　程なくして穂高は高校を卒業、もうすぐ就活が始まろうという大学二年生の終わりに、父親が病気を患う。母は介護と育児と仕事に追われ疲弊していった。ある日、母は「市子を連れて遊びに行っておいで」と遊園地のチケットを穂高に渡す。穂高はなにか嫌な予感を感じながらも、楽しみにしている市子を無碍にできず、言われたまま遊園地へと遊びに行った。 　家に帰ってきた穂高を待っていたのは、穏やかな顔で永遠の眠りについた父母の姿であった。 　……という経緯があり、穂高はその後ひとりで市子を育てている。（同居） 　根っこのところで人恋しさを強く持っているので、露悪的なふるまいの裏でとても懐きやすい。

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