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佐条 桐(さじょう きり) 元公安第一課の刑事。 物静か。感情をあまり表に出すことがないが、友人や家族思いの優しい男。 若干天然な部分があり、人とはややずれた感性を持っている。 大抵の家事一切を一人でこなすが掃除だけ不得意。出したものをもとの場所に戻す作業ができない。忘れる。 禁煙に二度成功している。 HO4とは廃品置き場で出会う。パトロール中に見かけ、記憶がないという彼を引き取る。 一人称：俺 好きな食べ物/もの：イチゴ/たばこ(HO4が来てからは禁煙している) 嫌いな食べ物/もの：海鮮/掃除(苦手) 以下、『VOID』HO4のネタバレを含む 11年前、学生時代より交際していた女性と結婚。子供を授かるがその翌年にお腹の子供と共に殺害された。その当時世間をにぎわせていた連続殺人･誘拐事件との関連性が示唆されたが、遺体の損傷状態、誘拐されるはずの子供が生まれていなかったことから、事件のターゲットとのズレを指摘され、別人の犯行と断定された。その後公安に所属していたころの相棒、白瀬の妹が連続殺人･誘拐事件の捜査中に行方不明になる。それからすぐに捜査の打ち切りを命じられたが、納得がいかなかったために捜査を続けた。理由は妻子が殺害された事件にあった。その事件の犯人はすぐに捕まったが、犯行の動機が「連続殺人･誘拐事件の真似をしたかった」「事件に乗じることで自分の罪をその犯人に着せられると思った」とのことだった。事件がなければ自分の妻や子を失うことはなかったのに。その一心で犯人を探し当て、そいつは裁かれ、そして罪を償うべきだと考えている。しかしそれを上層部に知られ、白瀬に庇われる形で異動、白瀬自身は辞職となったのだった。 それから10年の時が経ち、テレビで白瀬の姿を見かけることとなる。彼はアンドロイド破壊事件に関わる犯罪組織のリーダーとして報じられていた。情報規制がされている為か彼が元公安警察だということは公表されていない。 彼はなぜこのようなことをしているだろうか。何にせよ彼に再び会わなければ。 HO4を拾った経緯は、記憶がなかった彼を放ってはおけなかったという善意の他に、「もし子供が生まれていたら、」「妻がまだ生きていたら、」という思いがあったからだ。HO4に自分の子供の存在を重ねているため、子供につける予定だった『皆』(かい)という名前をHO4につける。当初は「みんなに同じく平等に、分け隔て開く接する優しい子に育ちますように。みんなのためになりますように」という意味を込められた名前である。 (妻子が他界しHO4に『カイ』という名前を付けてからは『自分のすべて』という意味合いが強い。意識的にというよりほぼ無意識。) 〇『Call the Name of Your Fate.』より まるで星が流れるように、炎の精を空から舞い降りてこさせる呪文だ。 呪文をかけるたびに1d3正気度ポイントと任意のMPコストが必要。 MP1につき呪文の成功率が10%上昇する。ロールの結果が96～100だった場合は常に失敗である。 また、キャンプファイヤーのようなかがり火、あるいはその他の炎が必要だ。この呪文はフォーマルハウト星が地平線の上に出ている夜の間しかかけることができない。

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