タグ： ひよりん*

中学の頃、父の背負った借金絡みで一家離散。母は父親に殺され、その父も暴力団関係者によってこの世から抹消される。 そのまま学校を中退。護摩堂は一人で生きて行く術を身につけ、恵まれた肉体もあってたくましく生き続ける。 ある日金品欲しさに忍び込んだ組織の建物で発見され拘束。酷い刑罰を受けるが、その大柄な肉体に目をつけたボスに気に入られ、そこの構成員として裏世界を生きた。 学校こそ入っていないが裏世界で生きるために必要なことだと一般教養、社会情勢などは教わっている。 とはいえ基本的には戦闘要員。惚れ込まれたその肉体をとことんまで鍛え、さらに生きることへの執念が尋常ではないため。どんなにやられても倒れることなく暴れ続けるその様から、業界では「魔獣」と呼ばれて恐れられている。 組織に在籍する、「指弾」の使い手に一通り教わっているため、銭撃ちの技も身につけている。 が、格闘技の類を使えるわけではなく、彼が行う戦闘はあくまで「殴る」「蹴る」といった単純なもの。まさに肉体の暴力。 殴れば勝てるんだから覚える必要がないと、あくまで自分の体を信じた喧嘩道を貫いている。

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