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いつかは田舎の一軒家をぽんと買いたいなと思いながら便利な都市生活を楽しんでいる。 周りからはお前に田舎暮らしは絶対に無理だと言われる。 自分の工房を構える資金もない駆け出しなので、母校の美大でアシスタントをしながら兼業作家。 感情の機微に鈍感。自分への感度も鈍い。 芸術家としては致命的ともいえる。 が、そんな自分に自覚的ではあるので、技術を磨くこと、そしてその技術を後世に残していくことに現在、重心を置いている。 口頭だけで伝わってきた技術を誰もが読んで理解できる形に変換してみたり、柄のパターンの配置など、コンピュータ技術を取り入れて、今の時代からさらに後の時代まで残すにはどうすべきか、試行錯誤している。 一旦今の時代で使いやすいよう残すため、データ化もしているが、根本的に物理で残ってないと難しいだろう、と思い紙に書き残している分もある。 染物をした時の調剤の配合はもちろん、あらゆるデータを記録して残している。 その一環で最近ユーチューバーを始めた。3足のわらじ。 （おうちにあるものでおうちにあるものをそめてみよう！〜初めての染色〜） （マンション暮らしの染物生活） （加圧ストッキング履きながらナイトブラ染めてみましたPR) （同居人と喋るだけ：デザイーナー同士の地獄の愚痴さぎょいぷ） 趣味はジグソーパズル。 思考の整理や、リセットしたいとき、単純作業によって脳の切り替えを行うために好んでいる。 ジグソーパズルのための部屋を作っており、数千ピースのパズルを広げていることもある。 世界の名画や風景などはもちろん、今期のアニメキャラの立ち絵を組んでいることもある。 作業動画配信と銘打って、染物をしているかと思いきや定点カメラでパズルを組んでいる動画を流すことがある。 パズル配信の方が人気が高い。 多くのパズルは一回組んでそのまま糊付けしてしまうが、たまに「『自分で作り上げた光景』にもう一度出会いたい」という気持ちになるパズルがあるため、それらは組み上げても崩して何度も組むことがある。 何度か組み上げた後に額に入れることもあれば、何年も何年もパズルのまま持っているものもある。 心の機微に鈍感で、そう思えるほど心の動くものに出会えることが稀であると知っているが故に大事にしている。 芸術：ユーチューバー　サブスクを増やすことができる。紹介した商品の売り上げを伸ばすことができる。クリティカルすると直近の動画がバズる。ファンブると直近の動画が炎上する。 ゴスロリ。

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