タグ： VOID HO4

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿起動申請を承認、システムの確認を行います ＿＿＿＿＿＿＿＿センシングシステム、制御システム、情報処理システム、マニピュレータ、移動システム正常。その他システムともにオールグリーン ＿＿＿＿＿システム起動完了、個体情報データを展開いたします・・・・・ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ・製造番号：　　X000 ・正式名称：　　××××× ・愛称：　　　　＿＿＿＿／ぼよん ・所属：　　　　SPARROW／公安局刑事課アンドロイド事件捜査係　通称「ドロ課」 ・状態：　　　　生存 ・種族：　　　　ハッキング特化型アンドロイド ・性別：　　　　女性モデル ・年齢：　　　　不明 ・身長：　　　　157ｃｍ ・使用武器：　　拳銃 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ２つの組織に身を置く、ハッキング特化型のスパイアンドロイド。 ３年前に覚醒し、SPARROWのリーダーであるキョウから１０年ほど前から続く連続殺人事件・誘拐事件。そして現在起こっている事件との関連性等の真相解明のため、自身のハッキング技術を用いた協力を持ちかけられる。 ２年もの間を彼らと共に過ごした。彼らはテロリストと呼ばれるのは似合わないほど仲間想いで正義感の強い人物達であり、そんな彼らに忠誠を誓った。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◇◆◇◆◇◆◇ ２年後(シナリオ日時の1年前)警視庁へスパイとして送られることとなった。 しかし運送中、何者かによる襲撃で車は横転し、廃品置き場に放り出されてしまったのだ。 そんな時自分に手を差し伸べてくれたのがHO3だ。 その手を取ったとき、キョウと同じような暖かさを感じたのを覚えている。 とっさに記憶がなく困っていると嘘をついた。その後HO3によって警視庁へと運ばれ、奇妙な巡り合わせか、それとも仕組まれたことなのかHO3のパートナーロボットに任命された。 その後貴方達は1年間共にあらゆる事件を追ってきた。そんな時間を過ごしていく中で貴方は彼に情が沸いてしまったのだ。 今しているこのスパイ行為はHO3に対する裏切りである。この罪悪感と葛藤することとなった。正体がバレれば廃棄は免れないだろう。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◇◆◇◆◇◆◇ 「拙は人間が好きです。動物が好きです。草木や自然が好きです。」 「彼らは皆多くの感情や境遇を持ち合わせ生きています。拙には分かり得ないものに揉まれ生きています。」 「傷を負っても、それを癒す力を持っています。」 「全て、拙にはないもの。」 「しかし拙はそれを“愛おしいと思う”のです。」 いかにもロボット、アンドロイドといった印象を受ける感情の乏しさを感じる仏頂面がデフォルト。 しかし覚醒したこの３年で徐々に感情といったものを得るようになった。今だに表情の変化は乏しくあるも、そばで見てきた者からしてみればその表情や雰囲気に柔らかみや変化を感じていることだろう。 生きとし生けるものに対し、子を見るような慈愛の感覚を抱いている。 HO3へは仕事への熱心な一貫した態度に尊敬と敬意を払っている。従順で側にいられることに安らぎを覚えている（無自覚）。お供いたしますと言わんばかりに着いていこうとする。 HO3から付けられた名前を呼ばれることに嬉しさを感じており、とても大切な宝物のように扱っている。 敬意や安らぎ、嬉しさ、慈愛といった多くの交わった印象のデータに自身もこれがどういったものなのか把握していない。 友慕というには親すぎ、恋慕というにもピンとこない。 しかし好いた感情であることと、あの暖かさにもう一度触れたい想いを抱いている。 また同時にHO3への裏切りであるこの行為に罪悪感といった、これまた把握しきれないモヤモヤ秘めている。 自身に感情や胸など、心臓など機械仕掛けのものしかないのに。人間でいう感情に似たものに駆られると自然と胸を手で押さえてしまう癖がある。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◇◆◇◆◇◆◇ またキョウやニト、リトに対しても忠誠を誓ったほど、彼らにもその活動と正義感・仲間想いなところに尊敬と敬意を払っている。 「キョウ、ニト、リト。拙はどうやら故障しているようなのです。特にこの胸の循環器ポンプの部分辺りが。しかし自身でスキャンをかけても異常なしと出るばかり。一度検査をお願いいたします」 ◯イメージソング 　　・「懐中道標」https://www.youtube.com/watch?v=_yeKkg6_w_I&ab_channel=deadlylover

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