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ロゼ・エリュテイア 一人称:私 二人称:君、あんた(素の状態) あなた(猫被り時、貴族様方) ----------------------------------------------------- ●口調 目上の人(旦那様や奥様、貴族様、執事長)…きちんと敬語で話す リアムや同僚…砕けた敬語で話している(これはリアムに対して昔は普通にため口だったため） 　　　　　　　故郷で子供の面倒を見ていたこともあり子供にはそれなりに優しく、リアムのことは何となく弟分としてみていると 　　　　　　　ころがあり、こっそり作ったおやつなどをあげたりしている(もちろん自分は確保している)。 ----------------------------------------------------- ●背景 13、14歳くらいから働いている。貧しい環境で育ったため、食い意地が張っているし、守銭奴である。そのため報酬などをもらえるならばある程度のことは言うことを聞く。たまに消費期限が切れそうな食べ物や食べきれなかった食べ物をもらっては故郷の家族や仲間に分けている。そのためHO2には頭が上がらない。 ----------------------------------------------------- 家族は祖母のみ(血縁関係があるのかは不明)。だが彼女にとってスラム街のみんなが兄弟みたいなものだった。 ーもともと貴族は好きではなかったッス。貴族様方はスラム街の自分達に対して何もしてくれない。なんなら同じ人間として扱ってもくれる人なんてほとんどいなかったッスね。 まあ私は手先が器用だったこともあって、泥棒としてお金を稼いで生計を立ててたッス。世界は弱肉強食。綺麗事だけじゃ生きていけないんスよ。まあ貧しくても元気に過ごしてたんスよ。でも人生そううまくいかないんスね。 ある日ばあちゃんが病気になったッス。急いで病院に連れていったッスけどスラム街の住人だと分かった途端、あの医者こっちの足元見て多額のお金を請求してきたッス。腹は立ったッスけどばあちゃんの命には変えれなかったッス。だからスラム街の仲間と共にこのヒューイット家に盗みに入ったんスよ。 まあ一度も捕まったことはなかったんで天狗になってたんスね。捕まるはずがないと油断してたッス。それが命取りになるとも知らずに。 私たちはあっけなく見つかってしまったッス。私が囮になったッスよ。 だって元々私が原因ッスからね。自分の尻は自分で拭くッスよ。 子供と大人では捕まるのは時間の問題だったスね。アッサリ捕まっちゃったス。 その捕まったあと、どうせ殺されるんだろうなと思っていたンスよ。 でも、捕まえて連れて行かれた先でどうして盗みに入ったのかを聞いてきた人物がいたンスよ。物好きッスよね。どうせ死ぬのだからと素直に話したんスよ。 そしたら、代わりに自分が医者を紹介して治療費も出すと言い出してきたんスよ。 マジで最初はなぜそんなことをするのかもわからなかったッス。もちろん見返りはなんだと疑ったッスよ。 じゃあその人物は、まあ旦那様なんですけど、「ならこの家の息子の遊び相手をしてやって欲しい」、とか意味のわからないことを言い出したんスよ。 まあそれでばあちゃんが救えて、スラム街のみんなにも迷惑かけないならってここでメイドとして働くことになったッスよ。 なんでそこから忠誠を誓うようになったかって？んー、ヒューイット家は私がずっと思ってた貴族と全然違ったからっスかね。スラム街の出だからっていって見下したりしない、賃金もきちんと払ってくれる、人としてきちんと扱ってくれる、まあ情に絆されたっていったらそれまでッスけどね。 さて、今度だけ話したんだから駄賃はきちんともらうッスよ。ただな訳ないッスよ。ー ----------------------------------------------------- 「ロゼ・エリュテイアです。どうぞよろしくお願いします。………………あー、猫被りもたいへんッスね。」 「駄賃をくれるなら手伝うッスよ〜。」 「バレたらしかたないッスね。はいこれは坊っちゃんのぶんッス。これ、さっきあの堅物コックに秘密でこっそり作ったお菓子ッス。家族と自分用だったんスけど坊っちゃんにも。これで共犯ッスね。シシシッ。」 「ファッキュー、マジで覚えてろッス。」 ----------------------------------------------------- 天候を変える ハスターの退散

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