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絶世の美貌を誇るイギリス人と日本人のハーフ宝石商。父親がイギリス人で母親が日本人。銀座に構える宝石店「ジュエリー･ボヌール」のオーナー。ボヌールの意味はフランス語で「幸せ」。週末はボヌールの営業、それ以外の日は世界中の顧客の元へ飛び回り仕事をこなすビジネスマン。 20代後半、30代手前に見えるが年齢不詳。好物は甘味。本名は｢ルイス･カドガン｣ ルイスは美しすぎる容姿で嫉妬や誤解を受けることが多く、貴族である先祖の人種差別のせいで実家がバラバラになり大勢の人が不幸になったことが骨身に染みており、「あらゆる人種、国籍、趣味、性的嗜好を差別しない」という風に考えている。 祖父は生粋のイギリス貴族だったが、祖母はスリランカ出身だった。祖父はおおらかな人柄で人種差別をする様な人でなく、祖母もおおらかで良い人柄だったが周りが祖母の存在を許すはずもなく、祖母への差別が酷かった。 ルイスが産まれる時にはすでに祖母はスリランカに帰されており、祖父は亡くなっている。ルイスの母親は祖父母を愛していたが、父親は自身の母親(祖母)を嫌っていた。 ルイスが少し成長した頃(およそ5歳くらい)、1度スリランカにいる祖母に会ってみないかと母親に言われ会いに行く。その時祖母の人柄に触れ、少し大きくなってからは度々逢いに行くようになる。父親はその事をよく思っておらず、自身の妻(ルイスの母親)にキツく当たるようになり離婚。母親は実家、日本へ帰国するが間もなくして元々身体が弱かった母親は病死。(病死した事はルイスの耳にも入る) ルイスの両親が離婚してからはルイスは自身の家に居ることが少なくなり、祖母の家に居座るようになる。その時に、祖母が持っていた祖父からプレゼントされた宝石の話や歴史色々なことを聞いて宝石商を志すようになる。それから数年、ルイスが14の時に祖母が床に伏せ、帰らぬ人になった時に遺産相続のトラブルにより実家とは絶縁状態となる。もちろん、ルイスは後継者だったため(祖父の遺書に名指しで書かれていた)厄介者を追い払うかのように実の父親にまで見捨てられる。 そこからまた数年、祖母の母国であるスリランカに出奔中に宝石商となる。

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