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パペット持ってる人 文を書くのが大好き。反比例するように喋るのがド下手。擬音ばっか。家族以外とのコミュニケーションが異様に下手くそ。しかし、パペット越しに喋ると割と流暢に喋れる。 目が見えなくなっても幼少期からのお友達であるパペット、くまざわさんのことは大事にしている。 くまざわさんをくれたのは10個上の兄、紘緒(ひろお)。兄は病弱だが手先がとても器用で、維紡の小学校の入学祝いに手作りの可愛いくまのパペットをプレゼントしてくれた。それがくまざわさん。 小さい頃から本や言葉が大好きで、両親や兄に絵本の読み聞かせをよくせがんでいた。 昔から鈍臭いことと引っ込み思案、口下手も相まってクラスから浮いていたので、中学高校はほとんど保健室で過ごしていた。そんな中、兄が描いた絵になんとなく物語をつけたところ兄や両親に面白いと褒めてもらい嬉しくなり、物語を紡ぐって楽しいんだ、言葉って美しいんだと感じ小説家を目指し始める。文芸部などには所属せず、1人で黙々と執筆活動を続け今に至る。 ついでに保健室通いを極めたおかげで第二の保健医と呼ばれるほど手当てが上手くなり、今でもいい感じに手当てをすることができる。 視覚障害が発症してからは本を読むのが困難になったが、オーディオブックなどの読み上げ機能を利用して物語を楽しんでいる。でもやっぱり紙が好きだから、いつか視力が回復した時のために紙の本も買っている。 キーボードでの打ち込みは元々ブラインドでできていたので、読み上げ機能を駆使して今も小説は書けている。 小説家を目指すきっかけとなった兄の絵をいつかまた見たいので、感覚の回復を切に願っている。 感覚戻った！ 音成 2022.01.23 ED-1

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