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片鱗　HO高校生 ◆名前 朝加　雨月（あさか　うづき） ◆職業：作家ベース オカルト、芸術（トリビア知識、詩的表現など）、心理学、説得、図書館、ほかの言語（英語など）、母国語、歴史 ◆ 高校2年生の男。17歳。 表面上は大人しいけど、内面はめちゃくちゃねじ曲がっていて、陰湿。 あんまり素直じゃない性格。プライドがけっこう高く、実は周りのクラスメイトを内心見下している。 人に素直に助けを求めることが出来ない。 考え方自体は過激で陰湿だけど、性根は臆病。 ストレスの源に対して「あいつ死んだらいいのに」と思うけど、実際に犯罪行為に手を出す勇気はない。 煙草が苦手。 家庭： アルコール依存症の父、精神を病んでいる母、認知症の祖母がいる。父は無職。今は母のパートの給料、父の退職金手当、祖母の年金で暮らしている。 もとは建築関係の仕事をする父、専業主婦の母、兄、自分の四人家族。 物心ついたときから、家族の仲は決して良くなかった。特に父と母は、些細なことでよく諍いを起こしていた。 4つ年上の兄は無口で地味な人柄だったが、勉強の出来がとてもよかったので、母からは兄と常に比べられて育ってきた。 「お兄ちゃんは出来るのに、なんであんたはこんなにダメな子なの？」 「あんたなんか生まなきゃよかった」 溺愛する兄には服でもお菓子でも、望むものを何でも与えていたが、自分には何も与えられなかった。 父は、そんな家庭環境に我関せずといった態度だったが、ある時ケガが原因で仕事をクビになる。 そこから家庭環境がさらに悪化。 仕事をなくした父はアルコールに逃げるようになり、子供に手を上げるようになった。小学生くらいの頃から、服の下はずっと痣だらけだった。 母は愛する我が子（兄）に手を上げられ激怒。この頃から両親が喧嘩をする頻度が上がる。 父に手を上げられた兄は、いつも母に謝りながら手当をされていたが、当然自分には何もしてもらえない。自分で手当てをする術を身に着けた。（応急手当） 雨月が中学生に上がる頃には、母の関心は全て兄に向いており、自分に対しては興味すらもなくなったみたいだった。この頃から母とはマトモに口をきいておらず、話しかけても無視されている。母の機嫌が悪いときに、理不尽な怒りを向けられ、兄と比べられながら滅茶苦茶言われるくらい。 父は完全にアルコール依存症になっていた。煙草にも手を出すようになって、灰皿で殴られたり、背中に煙草の火を押し付けられたりすることもあったので、煙草が苦手になった。 高校一年生の春に祖父が他界。祖母が家に転がり込んでくる。それからしばらくして、祖母が認知症を発症。 介護を頼めるだけの金は家にはなく、母が家事と仕事と介護の三足のワラジ状態。 さらにその頃には、母が溺愛してやまなかった兄が大学進学で家を出て行ったので、母の精神状態がさらに悪化。 雨月は以前より理不尽な怒りを向けられることが増えた。 母の機嫌がいいときはまともなご飯が出てくるが、最近ではそんなことは滅多にないので、バイト代（バイトに関しては後述）で自分でご飯を買ったりしている。 とはいえ学生のバイト代にも限りがあるので、毎日の食事は大体やっすい冷凍食品とか、栄養食とか、その程度。 兄弟： 4つ年上の兄がいる。一年前、大学進学を機に家を出て行った。 無口で地味だが、優しい人。勉強が得意で、学校のテストはいつも満点に近かった。母に溺愛されており、雨月とは反対に、過保護気味に育てられていた。 母から自分だけが貰ったお菓子を雨月に分けてくれたり、怪我をした雨月の手当を手伝ってくれたり、雨月にもとても良くしてくれた。 が、雨月の中には「この人がいなければ、俺が母さんに怒られることもなかったのに」という気持ちがあり、その優しさを素直に受け取れずにいた。 一年前、兄は家を出て行って、それきり一回も帰省してこない。 あんなに母に大切にされていたくせに一回も帰ってこないことや、兄が出て行ってから母の機嫌がよけい悪くなったことが気に障り、兄のことがはっきり「嫌い」になる。 学校： 学校生活があまりうまくいっておらず、クラスメイトから陰湿ないじめを受けている。無視されたり、金をとられたり、水をかけられたり……等。 証拠が残るようなものはないが、担任は気が付いている。気が付いているが無視している。 挙句の果てには、職員室に呼び出され、「お前、アイツ（主犯格の生徒）と変な問題起こすなよー。喧嘩なら、早く仲直りしろ」としらじらしく釘を刺される始末。 クラスメイトと顔を合わせるのも煩わしいが、家にいるのが嫌なので、学校に行くのはまだやめない。 こんなことをするクラスの奴らも、見て見ぬふりする担任も、全員バカばっかりだと思っている。内心見下している。正直腹が立つので、死んでくれないかなぁ… 学校では常にヘッドフォンをつけて、周りの音を遮断している。 身体に残る傷をつけられたことはあまりないが、一度、無理矢理ニードルで耳たぶに穴を開けられたことがある。 腹が立ったので、「自分で開けただけですけど」みたいな顔して、次の日ピアスをつけて登校してやった。担任には校則違反だと言われたが、外す気はない。 趣味： 映画鑑賞が趣味。好きな映画はグロゴア系・スプラッタ系。 そういうのを見て、大嫌いな家族や大嫌いな同級生が血まみれになるところを想像して楽しんでいる。楽しみ方が陰湿。 近所の寂れた映画館でバイトをしていて、そこで小遣い稼ぎをしている。ためたお金でDVDを買って、部屋に保管している。たまに夜更かしして自室のテレビで見たりしてる。 将来の夢は脚本家。 家にいたくなくて、バイトして貯めたお金でバイクの免許をとった。もちろん親には言ってない。 兄がバイクに乗る人で、家に兄が以前乗っていたバイクがある。（捨てるのが面倒でまだ放置されている） 勝手にそれを使ってツーリングに行くこともままにある。 ー－－ 母から常に「ダメな子」と言われて育ってきたので、心の奥底では、自分はダメな奴なんだという意識がある。それを受け入れるだけの強さもなく、ただ周りのクラスメイトを見下すことで心が壊れないように保っているところがあるのかな… 大嫌いな奴全員死んだらいいのになぁ、と思うけど、心のどこかで早く楽になりたいとも思っている。希死念慮。 通過 「片鱗」エンドB-2 「君の唾液で中毒になりたい」 「四畳半のアクアリウム」 「珈琲と猫」KPレスSAN回復 「犀片」KPC 「棺を花で満たしてください」 「エッチな部屋100部屋」 「GriMare」 不定： 2か月　短時間の心因反応（家族が生きているという妄想をする）

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