タグ： ぱぴたみ

軽度鬱患者や、軽いＰＴＳＤ持ちの患者を請け負うメンタルセラピスト 月に数回、収容されている軽犯罪者達のセラピーもうけおっている。相手が相手だけに腕力だけは鍛えられたが性格は穏やか、悪く言えば少し女々しい 何処か一歩引いた立ち位置から話すことが多く、過去の出来事から相手に深入りしたくなと思っているが 本来のお人好しな性格に反しており本人の中で葛藤が多い様子 実家は三代にわたるオカルト的現象及び、人間の心理、本質を追求してきた超心理学者である父親と 精神科医である母親の元に生まれるも、両親の教育方針が食い違い振り回される学生時代を送ってきた。 自分の意思はすべて無視され母親と父親の言うがままの幼少時代を過ごし自分という存在に疑問を持ち始める。 また、とんびが鷹を生むが如く美しい容姿をもって産まれたからか様々な性被害・つきまといに悩みながらもそんな自分を精神的に救ってくれたメンタルセラピストと出会い、自分もその道を目指す しかし、いざ就職したはいいが共感性が高すぎるあまり、患者の精神に引っ張られることも多く 献身的に診てきた患者達は自分だけを見てくれる容姿の整った彼に惹かれ共感性の高さから死後も共にと無理心中を図る等の凶行に及び、患者たちに裏切られ傷つけられた経験から今では本人自身も立派な自殺志願者へと変貌してしまった。 今まで他者の背中を追う事しかできなかったが、せめて死に際くらいは自分自身で決めたい自分だけにしかできない死に方をしたいという気持ちが強い 腕・足・腹部の傷は自傷によるもの。 背中・項の傷は患者達に無理心中を図られた際にできたものである。 海枯れEND-⑧　クローズドはok

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