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クトゥルフ PC作成ツール
珊瑚 蕾(さんご つぼみ)
ID:3116085
MD:a8ea252d24c87fc8d60aa72ccac1c40c
珊瑚 蕾(さんご つぼみ)
タグ:
砂利PC
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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簡易表示
通常表示
技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
表示
初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
非表示
簡易表示
通常表示
<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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簡易表示
通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
非表示
簡易表示
通常表示
<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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簡易表示
通常表示
所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
<珊瑚 蕾(さんご つぼみ)> 一人称:俺、僕 二人称:お前、君、アンタ 保健室に居座る高校3年生。人の話を聞くことや人の痛がる姿が好き。高校2年の頃から三葉とルームシェアをしている。青、ジュン、三葉はかけがえのない友人であり、彼らを大切にしたい、支えられる存在でいたいと願う。 <簡易紹介> のらりくらりとした高校3年生。茶化した態度でいるけれど、根は真面目。 高2の頃から三葉の元へ居候(ルームシェア)し、アルバイトで日銭を稼ぎながら高校生活を送っている。三葉とは、高校1年生の頃に同じクラスで知り合った。 可もなく不可もなく、程よい距離を測りながら人と接する。話しかけられれば笑顔で対応するが、適当に人の名前を呼んでいる為、実は本名を覚えていないクラスメイトもちらほら。平均よりかなり背が高い為、よくビビられる。その反応に対し、最初の頃は申し訳なさや寂しさを感じていたが、慣れ故なのか、今ではむしろ楽しんでいる節がある。なるべく柔らかい印象を持ってもらえるよう人と接してきた為、とりあえず笑顔を張り付けがち。 他人に親切な人でいたいと思いつつ、心の奥底では無関心なことが多い。淡々と、「偽善者」とは自分の事だと思っており、そう受け入れている。 人より少し高い視点、少し違う世界。表面上はゆらゆらと分け隔てなく接するも、自分は物語の登場人物ではなく、ただの観客だと考え、どこか達観している。 親しくなればなるほど対応が雑になり(あまり気を使わなくなる)、自分からも突っ込んでいくタイプ。特に同じクラスの青、ジュン、三葉に対しては容赦がない。が、それだけ心を開いているとも取れる。なんとなく、3人に対しては表情が違うように思う。 欲張りかもしれないけれど、こいつらにとってだけは「観客」ではなく、同じ物語の「登場人物」だったらいいなと思っている。 元気に駆け回る青、ジュンを「ちびちゃんズ」と勝手に呼んでいた。(失礼) 保健室の窓から青やジュンの姿を眺め、花壇の世話に訪れる三葉をサボり相手に引きとめる。遠くで陸上部員が転んだとなれば、「あらら、大変」と口では言いつつウキウキで救急箱を準備する。 青、ジュン、三葉とはぶっちゃけ何してても楽しい。永遠のマブダチ(だと思っている)。 4人の中で一番背が高いため、歩幅を無意識のうちに合わせているかもしれない。兄であったことからか、甘やかしたがりだったりする。「めんどうだな~」と口では言いつつ、頼られるとめちゃめちゃ嬉しいし、3人に対しては特に、誰よりも力になりたいと思う。治療は楽しいけれど、傷は早く治ってくれと願う。 言葉ではからかいがちだが、行動には誠実さが滲んでいるのかもしれない。 <部活・委員会> 部活は未所属。保健委員。立候補の理由はサボり目的と趣味が半々。 暇さえあれば保健室に居座り、生徒の治療を代行することもしばしば。特別器用なわけではないが、日頃行っていた為に手当ては手慣れている。 傷口を的確に狙い、消毒液を容赦なくかける。処置を施す間は、心なしか輝いて見えるかもしれない。 背が高く、白衣を纏うと余計それっぽく見えるようで、一部校内では「保健室の先生」と呼ばれているかもしれない。カウンセリングのつもりはないが、人の話を聞くことが好きなので、お悩み相談とかの噂があるかもしれない。(大体は聞くだけ) どちらかというと自分の話より、人の話を聞くことを好む。話のジャンルは問わず、その人の日常に触れている瞬間を心地良く感じる。 顔には出さないが、心の傷や悩みだって少しワクワクしながら覗くし聞く。結果として、その痛みが和らぐのであれば、多少傷口を抉ることも厭わない…かもしれない。ただし、深い傷へは慎重に。手に負えないと察すれば、大抵は潔く手を引く。 運動は特に好きではないが苦手というほどでもない。強いて言えば寝る事が好き。よく寝る。故によく伸びる。 保健室のベッドの寝心地がなんだかんだ好き。身を守るような姿勢で眠る為、寝ている間は少し小さく見えるかもしれない。眠りは浅く、人が来ると必ず起きる。ただし、青、ジュン、三葉に対してはその限りではない。 <人間関係> ・日下 青(くさか あお)/「アオ」「アオ坊」「イケメン君」「青」 「顔面偏差値たけぇ~」が第一印象。元気でリアクションが面白いな~と思っていた。度々保健室で顔を合わせていたこともあり、顔は覚えていたのではないかしら。真っ直ぐで楽しいやつ、一緒に居ると何か引っ張られるような安心感と心地よさを感じているかもしれない。精神面で少しでもサポートできたら嬉しいな~とか思ってます。勉強はジュンや三葉が教えてくれているだろうから、割と傍観。聞かれれば教えるくらいかも。コロコロ変わる表情が面白くて、ついイジワルしてしまう。一番好きなのは笑顔。痛がる姿も捨てがたい。本当に根っからのいいやつ、彼のような少年を「主人公」と呼ぶんじゃないか、と思っていたりするかもしれない。ちょっと眩しい。ジュンと出会えたのは青のおかげだと思っている。 棒高跳びしている姿、青が高く舞うような姿を綺麗だと思っている。本人には中々伝えないけれど。 保健室の窓から練習風景を眺めているので、青が保健室へ来るより先に怪我をある程度予測していたら面白いかもしれない。ちょっとこわいわね。 「日下 青」という人間を尊敬し、どこか焦がれている。専門学校へ行くといった彼を応援しているが、遠くへ行ってしまうことに不安を感じずにはいられなかった。彼はきっと人気者だから、自分とはいつか「ただの知り合い」になってしまうのではないか。それでもいいような、それは堪らなく嫌なような。 出来れば、まだその青空で舞う姿を、明日も見ていたい。なんて。 ・黃 晙楧(황 준영・Hwang Joon Young)/「ジュンジュン」「ジュン坊」「ジュンちゃん」「ジュン」 青とよく一緒に居るところを見かけていたため、なんとなくセットの印象を持っていたやも。何事にも一生懸命な姿が微笑ましく、なんかこう、無性に甘やかしたくなっているかもしれない。初めの頃は、明るく優しく元気といった、青と似た印象を持っていた。親しくなってみると案外繊細なやつなんだな~と思ったかもしれない。でも大きくは違わなかったのではないかしら。色々話してくれるのが嬉しいし楽しい。大切にしたい。でもやっぱり反応が面白いのでイジワルしちゃう。少しだけ、弟的な感じに思っているかもしれない。小さいのに(※余計な一言)体力あるし勉強も頑張っててすごいな~と思ってる。 ジュンが三葉とゲームの話で盛り上がっているのを聞くのも好き。詳しいことはよくわからないけれど、自分と話している中では中々拝めない表情をしているな~と穏やかに見守りたい。蕾の大きい歩幅にジュンくんがちょっと速足で追いついて来たりしたら微笑ましいななんて思いました。 ジュンの撮る写真が好きだし、何かにカメラを向けている姿も好き。一生懸命その目で世界を映そうとする姿が好ましいと感じている。シャッター音が聞こえると「どんなん撮ったの~」と捕まえに行ってしまうかもしれない。無理強いはしないけれど、見せてもらえなかったときはちょっとしょんぼりする。一生日本にいるものだと思っていたけれど、ジュンとの出会いにより、その考えはあっけなく覆される。いつか韓国のジュンの友人達とも話してみたいな~と思っている。 韓国へ戻ることを聞いた日、かなりショックだった。けれど同時に、国へ帰ることよりも青や三葉、自分たちと居たいと言ってくれたことを密かに喜んでいた。自分だって離れたくない、もっと一緒に居たい、教えたいこと、聞きたいことがたくさんあるのに。 それでも、「行かないで」とは言えなかった。どうしようもないことだと、こういう時、冷静な自分が少し嫌になる。その代わりに、お金を稼いで、自分の足で会いに行こうと企んでいる。でもやっぱり、行かないでほしい。 ・鹿子 三葉(かのこ みつば)/「みーくん」「しかちゃん」「三葉」 高校1年生の頃同じクラスで知り合い、2年生の頃から三葉の家へ転がり込む形でルームシェアをはじめる。蕾にとってかなり心の支えになっていたのでは。なんかもう色々と、感謝の気持ちが強い。花壇整備しているところを見つけてはサボりに誘う。なんだかんだ付き合ってくれるのが嬉しい。一緒に過ごしていると、よく細かいところに気が付くな~と感心する。 ルームシェアのおかげか、関西弁が地味にうつってきた疑惑。ミントチョコ好きではない癖に一口もらっては「歯磨き粉だわ」と言う(※もらうな)。 共に生活する中で、ふとした三葉のクセや仕草を見つけるとニコニコしている。育ちの良さというか、三葉の頑張ってきた姿が垣間見えるような気がしてニヤつく。一人で抱え込みがちな彼を案じ、それとなく話が聞けたら嬉しい。力になりたい。自己肯定感の低さは理解しているものの、もし加速してしまったときは「お前のそういうとこ、気にいらない」とつい言ってしまうかもしれない。もっと認めてあげてほしい、大切な友達のことを、そんな風に思わないで、という蕾の我儘です。言葉足らずで喧嘩してしまうのもまた良いかもしれない。真面目な話以外は大体茶化してしまうので、ガチ喧嘩はあんまりないかも……? 三葉の趣味に引っ張られてゲームも少しするように。一人より皆でやるゲームの方が好きそう。ホラーは苦手だけれど、3人となら進んでやる。青の反応を面白がる目的かもしれない……。三葉がプレイしているところを隣で見ているのも好き。ゲーム上手いな~かっこいいな~と思っている。 三葉が受け入れてくれたとはいえ、押しかけた立場であるため、彼の邪魔になっていないか、無意識のうちに足枷になっていないかとちょっぴり不安を抱いている。もしかすると、どこかでそんな話をしたかもしれないが、でもやっぱり、と考えてしまう。卒業を機に、離れられるのは丁度いいかと思いつつ、離れたくないとも思っている。どちらも本心なので、少し息苦しい。 自分から「ここに居たい」とは言えない。父親とのことで失敗したと感じているため、その辺ちょっと頭が固い。もし三葉に引き留められたら、めちゃくちゃ悩むし揺らいでしまう。ので、話を逸らしたり、茶化してしまうかもしれない。 <卒業後> 大学への進学を希望。とくに目標はなかったが、三葉に影響を受け、心理学や精神医学の分野を志す。一人暮らしを始めるか、また誰かとルームシェアをするかはわからない。頑張って稼いで、また3人に会いに行きたい。 <家を出たことについて> 父親と2人暮らしだったが、高2の頃、自らの意志で家を出る。 中学の頃に両親が離婚し、弟は母親、自分は父親の元で暮らすこととなった。父親は普段は穏やかな気質であるものの、いつからか、人が変わった様に家族へ暴力を振るうようになってしまったことが原因。当時はなぜ父が変わってしまったのか分からず、ひどく混乱した。 本来なら弟と共に母親と暮らす予定だったが、父親の元へ残らせて欲しいと自ら懇願する。 「母親へ負担をかけたくない」というのは建前で、この頃は「自分には何も出来ない」という無力感、絶望を受け入れることが出来なかった。まだ、“優しい父親”を諦めたくなかった。 高校はなんとなく知らない場所(中学の知り合いがいない場所)がいいなと考え、家から少し離れた学校を選択。アルバイトと家事を適当にこなし、趣味らしい趣味もなく、暇があれば勉強か睡眠といった生活をしていた。高校に行きはじめてから、本当の意味で友達と遊んだのは、青、ジュン、三葉の3人が初めてだった。楽しくて仕方がなかった。 相も変わらず、生傷が増える日々に辟易してきた頃、ついに家を出ることを計画し始める。結局、今の自分では、父親を傷付けることは出来ても、癒すことは出来ないと判断した。嫌になったというよりは、一度距離を置くのもありかな~といった考え。自分の体の傷も、父の心の傷も、増える一方だった。 しかし自分で残ると言ってしまった以上、母親を訪ねるという選択肢はなかった。 そんな中、高校で交流のあった三葉とルームシェアをすることになり、内心かなりほっとしていた。不安に押しつぶされそうだった当時、どれだけ心の支えになっていたことか、計り知れない。 父親を説得して家を出たので、教育費は支援してもらっているし、両親や弟とは年に一度、生存確認という名目で連絡を取っているかもしれない。現状は落ち着いているような気がする。 <苦手・弱点> 父親との出来事に関しては、踏み入られたくないという想いもあるが、それ以上に、自分が他人へ話すことによって父親が「悪者」になってしまうのではないか、と恐れている。そのため、疑われると「なにいってんだこいつ」といった態度で茶化す。せっかく君の時間を使うんだ、もっと楽しい話をしよう。 家族のことは、なるべくしてなったものであり、仕方のないこと。そう割り切ろうと必死なのかもしれない。表面上は整理がついた風に振る舞うも、たまに思い出しては自己嫌悪にかられる。 家族の話は話せることが特にないため、聞きに徹するか、話題をそれとなく逸らす。 「悪者」を作ることを避ける節がある。何か理由があるのでは、と考えがち。ただし、青、ジュン、三葉に害を及ぼそうものならその限りではない。容赦はしない。色んな意味でこわいやつかもしれん。 ことごとく、3人に対しては客観的思考が抜け、主観的になってしまうのかもしれない。 自分の怪我については、普段人の痛がる姿を楽しんでいるため、「どんなもんなのか、ちょっと気になって~」と自分で負ったことにして誤魔化していた。三葉の元へ来てからもたまに怪我をしているのは、それを事実と肯定したいがため、だったりする。変態と噂されても仕方ない気がする。 また、根っことしては「行動しない善人より、行動する偽善者でありたい」と思っており、親しい人間に対しては何かしらのアクションを試みる傾向にある。逆に、その他に対しては無関心さが顕著かもしれない。 <好きなこと> 他人の痛がる姿を好む傾向にあるが、その実、頑張っている姿、痛みに耐えられる強さを賞賛している。 拗らせた結果、多少の出血に関しては安心感さえ覚え始めている。「生きてんだなぁ〜」と。(呑気) やっぱりただの変態なだけかもしれない。 とはいえ、命の危険を感じる程のものはNG。普通に焦るし恐怖を感じる。 クラスメイトであり、唯一心を共にし、楽しめる仲間である青、ジュン、三葉はかけがえのない存在。 「また明日」と笑い合える3人に出会えたことが、蕾の過ごした18年間において、この上ない幸福である。 卒業後、それぞれ進む道は違えど、生きる明日は同じ。もし彼らがその身に、その心に、何か傷を負ったのなら。嬉々としてその扉を叩きに行こう。生きようとするその強さを、讃えさせて欲しい。 素直な言葉にはしないけれど、密かにそう願っている。 <その他> ・壺珊瑚(ツボサンゴ)/花言葉『恋心・繊細な想い・きらめき・辛抱強さ』 ・成績は中の上~上の下。勉強は好きでも嫌いでもない。公式使えば解けるので数学とかの方が好きかも。必要以上は頑張らない主義。 ・受験の時だけ割と必死に頑張った。3人と勉強するのが楽しかったというのもある。 ・三葉くんの家を我が家のような口ぶりで話すので突っ込まれていたら楽しいな~とか思いました。 ・バイトは本屋とかで高い所の整理してそう。筋力は大してないので普通にしんどいかもしれない。 ・背が高いので待ち合わせの目印になってたら面白い。ディズニーで誰かが迷子になったときも安心。 ***********************シナリオ「とあるペットショップにて」にて***************************** ロボロフスキーハムスターが仲間になったのだ! ちょっとだけハムの言葉がわかるようになったのだ! ・ロボロフスキーハムスター(♂) 名前:ミュソーティス/「ミューくん」 **********************シナリオ「餞」にて********************** <覚書> 蕾にとっての日常は、一枚のジグソーパズルのようだった。 そのパズルの中心は、いつだって、青色と、黄色と、緑色のピースで出来ている。 青、ジュン、三つ葉がいれば、3人さえいれば、どこだって蕾の「日常」だった。 けれど、その日だけは、なぜかピースが全く合わなかった。いくら拾い上げても、バラバラ、バラバラと散っていく。 3月1日。卒業式。空席がひとつ。 違和感の正体、なんて分かりきっていたけれど、そのくっきりと空いた輪郭をなぞる勇気も、欠けたピースを探す勇気も、蕾にはなかった。 「もっと美味しいアイス、イチゴのアイスでもなんでも、買ってやればよかったな」 頭の裏側、どこか遠くの方で"誰か"が懺悔していた。 目を覚ますと、そこは蕾の「日常」だった。青色と、黄色と、緑色。 けれど、脳は徐々に理解する。黒板には2月28日の文字。ジュンと三葉が先程までの記憶を、確かな現実だと証明していた。何よりも、閉じられた瞳の中に写るであろう、青色が。 焦がれてやまない日常は、違和感は、触れられる距離で、確かな温度を持って、そこにいた。 手を握ると、彼の輪郭に触れる。青が、いる。本当に? 絶対に、誰も置いていかない。必ず3人をあの「日常」へ帰すんだ。蕾はそう決意する傍らで、こうも思った。 青がいる。それだけで満足できたら、どんなによかっただろう。 目の前には3人がいて、蕾の「日常」があるはずなのに、蕾の知る「日常」とは程遠い息苦しさを感じる。夕陽のせいなのか、ここはずっと燃えているような気がした。ここから出なければ。理由は分からないけれど、ひどく焦っていた。 気が狂いそうな違和感に塗りつぶされた校内を駆け回り、疲弊していく中、3人といる事実だけが蕾を蕾たらしめていた。3人を無事に帰すという目的だけが、この世界の異常に気付ける道標だった。 悍ましい何かに侵されていく青の姿は、蕾にとって絶望と呼ぶに相応しかっただろう。 青の手を握っていたはずの手の平はいつの間にか空っぽで、アルバムに綴られた彼の痛々しい叫び声は、蕾の全身を拡声器にしたように内側で響く。 痛い。苦しい。辛い。これは、治さないといけないやつだ。どうしたらいい。あの子のために、何が出来る。考えろ、考えろ、考えろ。 ここに残ることは、きっと違う。だって、綺麗な青色のピースが、赤黒く染まっている。ここじゃやっぱり、パズルは完成出来ないんだ。 けれどもし、ジュンと三葉がここに残ると言ったなら、それは悪くないとも蕾は思った。皆同じ色に塗りつぶされてしまえば、絵なんてわからないだろうから。 赤く染まる青の言葉に、「それもいいかもな」と零したのは、いつもの煽りでもあり本心だった。 体育館の張り紙を確認し、コサージュを付け、入場する。 ――本当に、これでいいのだろうか。 わからない。やっぱり、変えられないのだろうか。このまま4人で帰ることは、出来ないのだろうか。どうして。自分は、また、何も。 4人のためだけの卒業式。まるで最後の別れのように、青が言葉を紡いでいく。 生徒側の席ではなく、青の隣に座ったのは、蕾の悪足掻きだった。数年前、父親の元に残ると言ったときと、同じ。 <3月1日> 目が覚めた。 生徒の名前を読み上げる声。もうすぐ日下青の名前が呼ばれる。彼の席には、陸上部の部室で三葉とこっそり作った手作りのコサージュ。自分の胸元には勿忘草が添えられていた。確かに、ここには青がいる。ジュンと三葉の方を見やると、彼らも同じものを見ている気がした。前を向こう、今は、笑うべきだ。 青の声が聞こえた瞬間、蕾は確かに満足していた。けれど同時に、ひどく後悔してしまった。 空港でジュンを見送った後、蕾はトイレへ行くと言い、三葉と少し別れた。 鏡を見て苦笑する。いつの間にこんな目をしていたのか。 よりにもよって三葉の側で。心配してるかもなぁ。しっかりしろよ"珊瑚蕾"。 <3月2日> 目が覚めた。 空っぽの手の平を見つめる。 ああ、死にたい理由ばかり増えていく。 ごめん、青。 やっぱり、ちょっと、 <探索後> どうしようもない現実、覆しようのない事実に、以前より深い絶望を感じている。 あの世界で青と再会した瞬間から、蕾にとっての目的は「青、ジュン、三葉の3人を無事に日常へ帰すこと」だった。しかし、それは叶わなかった。当たり前だが、青が生き返るなんてことはなく、蕾もそれを、どうにか出来ると思い込んでいたわけでもない。ただ、現実に起こりえない現象の連鎖は、蕾に微かな希望を抱かせるには、十分だったのだろう。 とはいえ、ジュンと三葉がいる限りは、彼らと過ごした"珊瑚蕾"の形を保ちたいと思っているし、彼らと共にちゃんと生きていたいとも思う。彼らが助けを求めてくれるなら、誰よりも早く、その手を伸ばせるように。詰まる所、根本的には何も変わっていない。 ただ、握った手が、するりと抜けていく感覚は拭い切れずにいるだろう。 <----> 悔しかったな。 よくがんばった。ジュンくんと三葉くんと帰ってきて、本当に偉いと思う。 変えられない現実にまたひとつ絶望している君は、きっとこの先もつらい道を行くんだろう。もしかすると、以前よりずっとつらいかもしれない。 ただ、大切な友達のためだけに、懸命に動けることを誇って欲しい。どんなに絶望しても、結局折れることが出来ないのが、君なんだと思う。震えながらもまた手を握るのが、君なんだと思う。 とりあえず三葉くんとパスポート取って、ジュンくんに会いに行くことを楽しみに、のんびり生きてほしい。もちろん君の自由だけど。悔しさも、悲しさも、寂しさも、辛いのも痛いのも全部、そのままでいいから。ボロボロに傷ついたままで、まだ、まだ、がんばれ。 君に、餞を。 <未来の話> どこかの高校で「保健室の先生」をしている。 あの日のコサージュはデスクの奥へしまい、ジュンから送られてきた写真を丁寧に飾る。 冷凍庫で冷却用の氷と共にガリガリ君を冷やし、芋けんぴを食べながら窓の外を眺めている。たまにベッドの上で身を守るように眠っているらしいだが、誰が来ても必ず目を覚ますそうで、実際にその姿を見た者はいない。背の高い、少し変わった先生。 やんちゃな生徒には消毒液をぶちまけ、何か悩みがあるようなら静かに尋ねてみる。教室から逃げるように訪れた生徒へは、こっそりガリガリ君をあげたり。生徒たちからはなんだかんだ慕われているだろう。 大学の頃同じ分野を学んでいた三葉のように、誰かを救いたいとか、人の苦しみに寄り添いたいとか、実はそんなことはもう思っていない。 "ただ、ここに居たい。" 空っぽの手の平から得た答えは、そんな単純で、どうしようもなく子供じみた願い(我儘)だった。 二人のように新しい場所へ行く勇気がなかっただけなのかもしれない。そうだとしても蕾は満足している。自分は結局、"どこにも行かない"ことを選んだのだ。青く輝く世界を写すことも、夕焼けに沈む心を救うことも、彼らに任せておけばいい。ただ、その姿を特等席で見られたら、それで。 「……珊瑚先生?」 ぽたり、いつの間にか食べかけのアイスは形をなくしていた。 「あげる。他の子には内緒だよ」 「なにこれ」 「お守り」 「いや、アイスの棒じゃん」 くるりと裏返すと、そこには"あたり"の文字。 「あ」 「はーい、さっさと帰った帰った。明日卒業式でしょ」 「もしかして、これ卒業祝い?しょぼいなぁ」 「気を付けてね~」 あの頃と変わらず、保健室の窓から、誰かの"物語"を眺めている。
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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