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炎や雷を生み出したり、 その手に握った剣で戦ったり、 俺に宿るのがそんなかっこいい能力だったら、どれほどよかっただろうか。 俺に宿ったのは破壊の力。 ただ気持ち悪くて醜い姿になって、その手で全てを壊し続けるだけの力。 こんな俺は、姫を守る王子さまなんかじゃなくて、 まるで、姫を攫う悪いドラゴンみたいだ。 ----- 幼い頃、近所にあった子どもの家に住んでいる蓮華に一目惚れをし、そこからずっと彼女のことを守れるかっこいい王子様になりたいと思ってきた。 蓮華の父がどこかおかしいことを薄々察していたため、お城から囚われの姫を連れ出すみたいに、「一緒に遊ぼう」といつも彼女を迎えにいき、いろんな場所に連れていった。 ある日いつものように蓮華の家に行ったところ、家事になっているのを目の当たりにし、救いに行こうとしたが周りの大人たちに止められ何もすることができず、その怒りをきっかけに力が暴走しオーヴァードとしての力に目覚めた。 その場に偶然居合わせたUGNエージェントに保護され説明を受け、蓮華の無事を聞き安心し、この力で彼女を守ろうと意気込んだのも束の間、オーヴァードとして覚醒してから守るどころか壊す力しか身につかず、戦闘形態になった自分の姿は角が生えたり肌が鱗状になったりして気持ち悪いしで龍弥を絶望させるには十分だった。あまりこの姿は蓮華には見せたくないし蓮華の前で戦いたくないと思っている。 王子様や騎士など、かっこいいものが好きで、憧れていたが、こんな能力なのでもう無理だよなあと半ば諦めている。普段から誰にでも優しく気さくに振る舞えるよう心がけている。少しキザなところがある。ロマンチスト。 流行りのゲームが好きで宿題とテストが嫌いで地元の大学に進学しようかなと考えてるごく普通の男子高校生。 ----- 一人称:俺 二人称:〇〇(名前) 「相変わらずだね、蓮華は」 「仕方ないだろ？仕事なんだから…」 「かっこいいなあ…え？ううん、なんでもないよ」 ----- 10dx@8+1 D10+21 80↑ 12dx@8+1 D10+36 100↑ 17dx@7+1 D10+62

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