タグ： 蹂躙するは我が手にて パンジャン

Vincent=Nathan=Schwartz ヴィンセント・N・シュワルツ、もしくはフィンツェンツ・ネイサン・シュバルツ。 王国の宰相。 普段の人当たりは穏やかで理性的。人間が好き。目的を為すための犠牲を厭わないという意味では苛烈。それも獄中ではなりを潜めている。 国名はアデルガンド（Adelgund）、代々女王が治める王国。 一人の女性を中心に成立した国であり、幾度も戦争を仕掛けたり仕掛けられたりした物騒な歴史を持つ国。軍部の力が強い。 内陸の国であり、冬は寒く積雪する。極寒という程ではないが北方の中でも大国であることは確か。国民性は生真面目で勤勉。 代々将校や軍大臣を輩出している軍人名家に生まれ、軍人としての教育をみっちり施されたものの、体格や筋力に恵まれることは無かった。そのため彼を軍人として見る人々からはその威厳のなさを鼻で笑われていた。 軍学校で上に目を付けられ、指導者として、他国を侵略する火種になる人物として育てられる。 前女王の逝去によって即位した若い女王に気に入られたことがきっかけで、軍部の推薦もあり宰相として抜擢。民衆の扇動により戦争を起こした。 対戦中、若き女王がとある悲しい事故により逝去され、国王代理をヴィンセントが務めることとなった。 軍上層と同じ思想を持ってはいたものの、実のところ戦争の火種として利用された人間である。そのことに気が付いたのは、ヴィンセントに想いを寄せていた女王が亡くなったときだった。 時すでに遅し。 男の格好をし男として生きてきたこと、戦争の火種として最適であったこと、若き女王に気に入られ宰相になることが認められたこと、大戦中であるとして「男」の宰相が国王代理になれたこと、全てが自分以外の誰かにとって都合の良いことであった。 ヴィンセントひとりが王国を戦争に、世界を対戦に導いた、という演出が効いたのだろう、軍上層の傷は深くはない。 18歳だった女王には子供がいない。次期女王には彼女の姪がなるのだろう。 バナルマ帝国の将軍には叔父貴と呼ばれている。 ================================================== ※※※以下「蹂躙するは我が手にて」ネタバレを含む※※※ ================================================== AF 取得アーティファクト 【加工された時の時計】 『時の時計』を小型化・軽量化したイス人の発明品。 見た目は赤い宝石が散りばめられた銀色の勲章。 本来の”時の時計”は使用するための手順が存在するが、本勲章はイス人の手により加工され、「針を行きたい時代へ合わせ、MP5を消費する」と「所有者を望んだ時代へ肉体ごと転移させる」アーティファクトと変化している。 ※このアーティファクトを持った探索者が別の時代のシナリオへ行く際は、必ず KP に許可を貰ってください。 ※また、「本シナリオに参加した探索者は時間移動が可能となる」事は明言して大丈夫ですが、ネタバレを避ける為「イス人から貰った”銀の勲章（加工された時の時計）”によって行える」事は伏せてください。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ