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「はたちは占い師ですよ？御札で吉凶を占えるわけです！全然当たらないことに定評があります♪」 「アァッやめて！おふだはがさないで！！恥ずかしいんですよ！」 「はたちのやっこさんはとぉお〜っても優秀なんですぅ〜！え、はたちより使えるって？またまたー・・・」 弍番地の端っこで御札占いをやっている、式神のような様相の妖怪。 全然当たらないことに定評がある。白黒の折り紙でやっこさんやツルを作っては使い魔にしている。 むしろ小さなやっこさんを使って住民の手伝いや情報収集の方で稼いでる可能性さえあるぞ！ 特製のお札なので感情に合わせて喜怒哀楽を表現できる。はがさないでくださ〜い！ﾋﾟﾗｯ --------------以下、秘匿を含む内容 「ワタシってば何故こんな仕事をしているのだろう？金かな？…金かもな。 でなければこんな現実逃避者の集まりの中に、ワタシが進んで入るとは到底思えないからだ。」 お札の下は真っ黒に塗り潰された紙が一枚、二枚、三枚、四枚………二十枚。 内側から滲み出る黒いインクが白い紙を染めていく。 ああいけない、また紙が黒くなって…これじゃあ何を書いたかわからないなあ！ お札占いはその日の気分とおべっかで紙を染めて占いらしく見せてみる。本など一度読めば充分。 警察から頼まれた仕事があったが、なぜワタシはこんな仕事を？ここに来る前は何をしていた？ なんとも思い出せないが、きっと碌な仕事ではなかっただろう！ この世に真に幸せなことなどあるはずがない。 それは自身で決めることだ。 他者に与えられた幸せなんて、紙に縋るようなものだとも。神だけに、ね！ ------- 性格の悪さでAPP8にしちゃったけど、バレるまではせいいっぱい良い子でがんばります٩( ᐛ )و 職業は悪徳弁護士の気持ちで振りました。 調べてみたところ、20歳で弁護士資格を持つことは稀であるが実例もあるとのことなので 年齢については一旦これでだそうかな？とか思っています。

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