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やおさ せいじ。精神科医。旧姓は本田。身分は士族。 年収500万、資産2500万(大正換算で年収1000円、資産5000円) 明治30年生まれ。中学を卒業後に医学の専門学校に進学するために上京し、無事卒業。後に実家のある柳川県へ戻り診療所を開業。 今年で開業してから四年目。何時も眉間に皺を寄せて怒っているように見えるが、生まれつきである。 人相が悪いために診療所は大体暇。診療所は『心身疲労、病気対応』と書かれており、内科と精神科をしている。外科に関する知識も有しているが、できるのは簡単な止血や骨折などの対応であり、専門ではない。 尤も、病院の設備はあまり整っていない上に個人経営の診療所なので、専門である内科の分野に関しても対応できない病名の時は専門学校時代の交友関係で紹介状を渡すのみに留まることも多々あり。この紹介状目当てで来る客が多く、診療所の収入の殆どが｢紹介料｣であるという。 診療所は水土日休みで、平均の年休が160日。1回の診察料が1円~1円50銭、紹介状は50銭である。年収は1000円の為、一日の平均患者数はおよそ6人。しかもその多くは紹介状目当て。医者になったのにこの有り様では、眉間をずっと寄せていても仕方ないかもしれない。 八筬は竹を割ったような性格をしており、よく言えば｢嘘を言わず真っ直ぐに向き合い｣、悪く言えば｢言葉を飾らず言葉に容赦が無い｣。 バッサリとした物言いに交換を抱かれる事もあれば、嫌味な奴と思われることもあるだろう。 趣味は読書であるが種別は問わず、純文学から恋愛小説、歴史書や専門書に海外の本等も診療所に置いてある。 《後遺症》 エンドA：探索者の血統に食屍鬼の血が僅かに混じる。 　　　 　 探索者とその子孫が人体の一部を摂食した際の正気度減少時に、規定された減少の値を永続的に+1する。

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