タグ： 黒丸秘匿coc

双銀鏡村の山には、その双眸に星を宿した物の怪が居る。出会ったとしても目は決して見てはならない。目を合わせたら最後、視界は眩むような白い光に包まれ、気がつけば山でのことを忘れ、自分が入ってきた場所に戻されてしまう。はるか昔からそう語り継がれるようになった。 が、その実山に入った時の記憶が消えることは無い。流を見たものは確かに光を見るが、敵意がなければそれは暖かく感じられるものとなる。 記憶が消えるのは、目が眩んだ直後に流が人間をそっと運んで入口に戻す。この一連の流れが人の知らない間に行われているだけ。 やや誇張表現が施されているのは、流に対する危険視よりも｢子供が山に一人で行かないように、山奥に行き過ぎないように｣という意味が込められている。 ただしその言葉のままに語り継がれ、山奥に入るものも少なくなり、流そのものを危険視する考えになっている者がいてもおかしくは無いだろう。 物の怪の姿はSIZがでかすぎてうっかり山の木を薙ぎ払ってしまうことがあるため、基本的に人型の姿でいる。それでも物の怪の姿の方が暮らしやすいのは確かな為、完全ではない擬態をかけてのほほんと山の中で生きている。 以下、秘匿もろもろ ■□▪▫■□▫▪■□▪▫■□▫▪■□▪▫■□▫▪ ・探索者作成について 能力値は通常のダイスで値を決定したのち、3d10を振って出た数値分を更に好きなように振り分けることができる。どの能力値にも上限はないが、アイデア、幸運、知識、ショックロールなど能力値の倍数をダイスロールする際は上限を99とし、100は失敗となる。初期SAN値の上限は99。ダメージボーナスは、ダメージボーナス表（基本ルルブP.46）から再計算すること。 技能ポイントは、EDUとINTがどれだけ高くても【職業技能450／興味技能200】を上限とする。職業技能は通常通り8種以下を取得可能。職業というよりは、自身の生態を反映させるような技能を推奨する。狐由来の物の怪だから戦闘技能として狐火を取得する、天狗由来の物の怪だから芸術技能として風を操る手段を取得するなど、KPと相談をしたうえで創作技能を取得しても構わない。 人ならざる存在として容姿は好きに決めていいが、人前に現れるときには、変化・変態・擬態などを駆使して人間の姿をとる必要がある。このとき、性別や年齢など容姿はあなたの自由だ。人間の姿をとっているときには、STR／DEX／APP／SIZの能力値は最初のダイスで決定した値となる。（3d10の追加分は反映されない） 変化・変態・擬態などは技能値として取得すること。初期値を【EDU*2】とし、職業ポイントと興味ポイントのどちらも振り分けることができる。技能に失敗した場合は、身体の一部が隠しきれずに出てしまうだろう。本来の人ならざる姿に戻る場合にはダイスロールは必要ない。自身のSIZ以下のものであれば無機物有機物ともにコスト無く化けることができるが、自身のSIZより大きなものに化ける場合は、MP3を支払う必要がある。無機物に化ける場合、見た目を反映することはできるが、あなた自身が持ちうる範囲外の機能を発揮することはできない。（例：ライターに化けても炎は出せない(元より炎由来の物の怪で、技能として火を生み出せる手段を持っているなら可能)／ラジオに化けても電波は拾えないが、あなたが喋ることはできる） 人ならざる存在らしい容姿をしている際に、他者があなたを目撃したことで発生するSAN値チェックの減少値を好きに決めてよい。ただしシナリオ進行に影響が出ないよう50以下に収めること。 ■□▪▫■□▫▪■□▪▫■□▫▪■□▪▫■□▫▪ 3d10→22 サニドモチーフ イメソン:ハレハレヤ HOイメソン？:四季刻歌 創作技能 星流し(ほしながし):対象の目を直接見て技能に成功した場合、対象は対抗手段なくスタン状態になる。 流の人ならざる姿を見た場合、その巨体と本来足があろう場所に蠢く無数の触手に慄くことになるだろう。思わず全体を視認しようと視線を上に向ければ、今にも吸い込まれてしまいそうなほどに爛々と輝く2つの金色の星空が映り込むことだろう。 正気度喪失は1d6/2d6

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