タグ： くりゅう まこと

浅桐探偵事務所のエンジニア 浅桐の持ってきたS.A.Iの技術データを元にS.A.Iの扱う兵器を再現したガジェットを生み出す若き天才。 浅桐とは幼馴染。と言っても浅桐が親に捨てられてからは探偵事務所を設立するまで一度も会って居なかった。 父は栗生財閥の一人息子だった。 幼少期、お隣で同い年だった事がきっかけで幼馴染になった浅桐と過ごす。 8歳ぐらいの時に浅桐家が家庭崩壊。一夜にしてお隣が居なくなってしまった。それ以降浅桐とは連絡出来ずバラバラに。 物を作る事が好きだった真は、没頭する様に物作りをし続けた。両親は真を応援してくれて居たが、他の栗生家の人間は真に対し嫌悪感を抱いて居た。 中学三年生の冬。名門高校への入学が決定したその日、両親と家に帰る途中で計7人が殺された無差別殺傷事件に遭遇する。 犯人を取り抑えようとして父が刺し殺され、真を庇って目の前で母親が殺されてしまう。 運良く真は生き延びたが、両親を一度に亡くす結果となる。この時審判のペルソナを覚醒させる。 両親を殺された真を待ち構えて居たのは地獄の様な日々だった。 栗生財閥の人間からお前が死ねば良かったと後ろ指を指され、両親を目の前で亡くしたトラウマから対人恐怖症に陥り、高校進学を辞退。親の遺産を食い潰しながら家に引きこもる生活を続ける事になった。 そんな生活を続けて5年。真は唯一熱中し、両親が応援してくれていた物作りだけをし続け、ネット上で機械製作に興味を持ってる人間なら知らぬ人は居ないと言われる程の知名度を持つまで成長していた。 そんなある日、10年以上音信不通だった浅桐が自分の家に訪問してきた。 家族を亡くし、信用できる人間が居なかった真は、唯一心を許せる幼馴染の役に立ちたいと願い、探偵事務所のエンジニアとして生活するようになる。

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