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・地元のダンス集団『レーザーターボ』の１人。ボランティアやサポートでイベントを盛り上げるエンターテイナー。 地元のレンガ造りのガレージをアジト兼根城にしていて、基本的にそこで生活している。両親は健在だが、半ば飛び出す様に家を出た。 ・『レーザーターボ』のリーダーは葛葉紘太 ・アロハシャツと黒いジャケットとサングラスを愛用。『自分』と言うのは、低く出た方が組みやすいから。『ノリノリで行くぜ』『馬力でねぇ』などエンジンに比喩して喋ったりする。 Re-doのみ要項 ・芸術＜ダンス＞成功で「相手の呼吸、リズムを読み取れる」とみなし、回避に+２０（シナリオ：ＲＥ＝ＤＯのみ） ・伊藤財閥との絡み ⇒舞時来夢…一回り差はあるが、しっかりと仕事をしていることに凄いなと思いつつも、根本的には年の近い近所の妹分のつもりで接している。だいたいは料理のつまみ食いをしては追っかけらる日々。呼ばれる際は「キリキリ」とよくわからない仇名を付けられる。 　　⇒舞時麗夢…来夢より強い妹分と接している。『レーザーターボ』にも目で語る（射抜く）コミュ症男がいたので、それなりに何を言いたいかは理解出来る。来夢には大きく出れるが、麗夢には強く出れない。どちらに対してでもあるが、弄ったりしていても、家事の手伝いなどしたり兄貴分としても動いている。 　　⇒宮本吉野…破天荒なキリヤを客人とはいえ、都度都度注意してくれる人物。実はキリヤは好々爺とした人物に憧れており、ドンピャシャな宮本に尊敬の念を抱いており、その立ち振る舞いなどをを参考にしている。 　　⇒伊藤敦…自由気ままなキリヤにとって敦は苦手な分類かと思っていたが、実際に話してみれば合う感じで、酒飲みなどで親交を深めていった。 伊藤家では日々、奔放に生活しており、主に舞時姉妹とはしゃぐために「忍び歩き」が上がった………！ しかし、それらのふざけたり、明るく振る舞っているのは「こんな状況に陥って不安を隠すための」カラ元気である。 2017/12/3　セッション『Re-do 屍の宴』クリア 2017/12/16　セッション『Re-do 従者達の館』クリア 2017/１２/２３　セッション『Re-do 諦めない者たち』クリア ＡＦ 病院を退院した後、九条キリヤは伊藤財閥の口添えもあり戸籍を得て、バイクを跨って世界を旅すとになる。 「せっかく与えられた命はたった一度のチャンスなんだからな。このレース、乗らない手はないってな」 ダンサーとして、旅するエンターテイナーとして、色んなことを見聞きするために、どこまでも爆走させる。 人生というレースを、最期までウィニングランを決めるべく。 諦めるな、そう教えてくれた思い出を胸に抱いて。 2018/８/５ Life Goes On 　～人生は続いていく～ 旅するダンサー、エンターテイナーとして各地を回っていたキリヤは、ある町でかつて少し関わりを持った花並京太郎と茅野盾啓介と再会する。その最中、男に言い寄られてる少女、橘ゆずかち出会う。 箱入り娘である彼女に気に入られた３人は、懇願で買い物をすることに。そして、昼食を取っている時、爆弾テロに巻き込まれ右腕を失ってしまう。閃光の中、消えゆく意識にゆずかが立ち塞がる姿を見る。 次に目を覚ました時、渡医院の病室だった。右腕を見ると、失ったはずの腕は確かにあった。傷を付けられたら治癒するという「かつてのめんどう事」を彷彿させる能力を得て。 情報を集めて言ったキリヤ達は精霊なる存在による力で腕が治癒したというものと、生贄を与えなければならないという情報を得た。さらに地下に精霊がいるということを突き止めて、進むことに。 地下水が漏れ出している空間にいたのは院長である渡の姿が。 渡は全てを白状した。難病も精霊の力で治し、キリヤ達の四肢も。 「お前は間違っている」と２人の糾弾に渡は「これは私の考えだ。君達は君達で決めればいい」と投げやりな態度に、全てを悟っていると直感する。 だからキリヤは渡に言葉を掛けなかった。わかっていて、全てを受け入れているなら、嘘をついていないのなら、キリヤには何を言うことはなかった。 選択させてくれるのなら、キリヤはこのバカげた夢を終わらせることを選ぶ。だけどその前に、犠牲になったゆずかや人々にお礼と謝罪と告げる。 「助けられなくてごめん。それと、ゆずかちゃん。自分が死ぬかもしれないのに、自分達に生きてって言ってくれて本当にありがとう」 だからこそ、彼らには諦めて欲しくなかった。あの事件で、「諦めない」を知ったから、不死の苦しみを知っているから。 今回のレースには途中リタイアしてしまったけど、次の人生で諦めないでウイニングランを決めてくれよな。 地下から上がり、あとはスイッチを押すだけ。 その時、医者を目指す花並がスイッチを持って戻ろうとする。 「医者として、目の前の命を見過ごすことなんて出来ない」 その想いにキリヤは否定はしない。けれども、スイッチは少なくとも彼にだけは推させたくなかった。精霊を消すということは、取り込まれた人達を殺すということ。これから多くの命を救う彼は、きっとこれからも救えない命があって、殺したと思うかもしれない。 そう思ったから、スイッチは押させる訳にはいかなかった。が、思った以上に彼は強かった。 結局、一緒にボタンを押して、その責任を負うことになった。彼はきっと、素晴らしい医者になるだろう。『究極の救済（エクストリーム・エグゼイド）』………エグゼイドを成せるだろう。 その後、右腕はちゃっかり残ってて動作に問題はないけど、古傷が残った。久々に戻った屋敷で奥様メイドや妹メイドに驚かれたが、またキリヤは旅に出る。 「生きてください………」 自分よりも幼い、自分以上に美しく気高い魂を持っていた少女の呻きの中に隠れて声が聞こえる。 「…………当然」 どこかで俯いている人がいれば、笑顔にするために。 「さぁて、ノリノリで行っちゃうぜ！」 進めどこまでも。空を駆ける飛行機雲のように、どこまでも、どこまでも真っ直ぐに。

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