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U0シリーズ HO1 以下スクロール下に設定 かくしおに、あざみどり、いちぬけた通過 ワンとまいごと神隠し　通過 水媒花　通過 えんはちよ通過 桜丘高校一年生。 舌ったらずな話し方をする男の子。むーくん(HO2)とは幼馴染で、そなそな(HO3)は高校からの友人。性格は無邪気で、誰彼構わず甘えてくる。特にむーくんとは付き合いが長いからか、強く信頼している。 病弱(CON4)でどんくさい(DEX5)ので、よく転んでは、誰かに助け起こされている。もう高校生だから、そろそろ自分で頑張れるようになりたい。彫刻家志望なので、美術部所属。でも絵はデッサンまでしか描けない。 根っからの甘党。 裏設定、実は大切な記憶を忘れている自覚がある。しかし、それを知っているはずの睦月(HO2)や両親からははぐらかされている。いつか聞き出したいとは思っているが、内容体はそこまで重要じゃない。 彼が気にしているのは、『知らない』ままでの行動が誰かを傷つけること。周りが教えてくれないから、自分が間違えたことに気づけないこと。 だから、周りの空気が悪くなると、自分のせいではないかと考えてしまう。悪かったのは、知らなかった自分の迂闊な行動のせいだと。 性格が幼いのも、半分は取り繕ったものであり、実際は多少無理して彼らに甘えて見せている。仲良くなって『この子は、幼いから仕方ない』そんな免罪符を期待しているからだ。 自分は、悪気がなくあなたを信頼している、とそう主張するために、佐賀目は無邪気にニコニコ笑う。 ｢はじめまして、僕は佐賀目！よろしく！｣ ｢大丈夫だよ、これでもちゃんと高校生だもん｣ ｢むーくんは僕の幼馴染だよー｣ ｢そなそなー遊ぼー｣ ｢いつか絶対にむーくんの背を追い越して見せる！｣ ｢そなとは、気軽に話せる気がする。むーくんのそばは居心地がいいけど、時々怖いんだ。僕の知らない『僕』を知っているから｣ ｢むつきくん、なにも知らない方が君を傷つけないならそれでいい。でも、それで無意識に傷つけてしまうなら、僕はさ、いやなんだよ｣ U0シリーズ通過後 元の性格に完全に戻り、口は悪くなったし理屈で話すタイプに収まった。 睦月君も蒼奈君も大事な友達。先輩へのどこか理不尽な嫉妬も少しずつおさまり、卒業を見送った。 これからも彼は、彫刻での表現を続けている。

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