タグ： GODARCA HO塔 ロスト

――――――――――――――――― □公開CS ▽台詞 「イヴ・ロゼ。原初のアルカナ、塔に選ばれた人間でもある」 「世界が滅びるなら滅びればいい。私には関係の無いことだ」 ▽設定 原初のアルカナ『塔』である女性。 性格は淡々としており陰鬱。社交性は皆無に等しい。 それどころか冷笑的で皮肉屋な面があり、崩壊や滅亡といった不謹慎な話題をよく持ち出してくる。 世界も自分も他人も、この世に存在している全てが嫌い。興味を持てず、楽しいと思うこともない。彼女が願っているのは自らの死に他ならず、その為に他者の盾となることを好んでいる。 しかし同時に痛みを感じることは苦手なようで、生存本能はしっかりと存在する。その結果として上手く立ち回り、今の今まで生き延びてしまっている。特殊隊員としては極めて優秀な存在である。 いつかそんな暇すらなく破滅できるといいのだが。 ▽経歴 裕福な家庭に生まれた。 幼い頃から優秀だった彼女は、両親から惜しみのない愛情を注がれ、不自由のないよう育てられた。 だが10歳の時、神話の影響によって家に火災が起こる。その際に家族が全員死亡し、アルカナ養護院に引き取られることになった。 そうして15歳になった時に、原初のアルカナとしての適正が発覚。機関研修生を経て、本機関員に昇格した。 彼女は様々な環境を経験している。裕福な家庭で愛されて過ごす日々。家族を失って孤児として過ごす日々。特別な存在として選ばれて過ごす日々。それは何度も世界が逆さになるような心地だった。 しかし、そのどれもに価値を感じることはなかった。 いつだって退屈と苦痛だけが傍にあった。生まれたその瞬間からずっと、彼女は不幸だったのである。そこに環境だとか才能だとかの理由はない。家族が死んだのも関係はない。 息をすること、食事をすること、他人と話すこと。そういった全てに、当たり前のように不快感を覚える。幸福の受け皿が壊れている。 イヴ・ロゼとは、単にそのような存在だったのだ。 彼女は己の致命的な欠陥を自覚し、これ以上の未来を望まないことにした。死にたくはないが、生きていたって仕方ない。自身の座っている椅子――原初のアルカナも、誰かに譲った方が有益だろう。それが結論だった。 土台が破綻していれば、石を積み上げても意味はない。全ては破滅に至るまでの過程でしかないのだ。 揺らぎ傾いた塔は、崩壊の日を待っている。 ▽人間関係 ・ニキータ・ダヴィードヴィチ・スミルノフ 初代塔。自分と違った人格者だったのだと認識している。それ以外の印象はない。 ――――――――――――――――― □備考 ▽名前の綴り Eve Rose ▽カラーコード #942343 ―――――――――――――――――

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