キャラクター保管所
バックアップ
リスト
モバイル版
ヘルプ
ログイン
Twitterでログイン
登録
トップ
Webサービス
キャラクター保管所
クトゥルフ PC作成ツール
上面 硝子(じょうめん しょうこ)
ID:2479770
MD:ac986328a52dba4de6e06077be52a3ac
上面 硝子(じょうめん しょうこ)
タグ:
PL:中二病
非表示
簡易表示
通常表示
生まれ・能力値
STR
CON
POW
DEX
APP
SIZ
INT
EDU
HP
MP
初期
SAN
アイ
デア
幸運
知識
能力値
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
その他増加分
一時的増減
現在値
STR
CON
POW
DEX
APP
SIZ
INT
EDU
HP
MP
初期
SAN
アイ
デア
幸運
知識
↑ページ上部へ
非表示
簡易表示
通常表示
SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
↑ページ上部へ
非表示
簡易表示
通常表示
技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
表示
初期値の技能を隠す
複数回成長モード
非表示
簡易表示
通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
非表示
簡易表示
通常表示
<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
非表示
簡易表示
通常表示
<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
非表示
簡易表示
通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
非表示
簡易表示
通常表示
<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
↑ページ上部へ
非表示
簡易表示
通常表示
戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
↑ページ上部へ
非表示
簡易表示
通常表示
所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
↑ページ上部へ
非表示
簡易表示
通常表示
パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
↑ページ上部へ
その他メモ
「徒人のポラリス」クリア あの子は、自分の夢を見つけられただろうか。 「さあ、今日はどこに行こうか!!」 幼い私は彼の手を引く。輝かしい、人生で一番楽しかった日々の記憶。 「全く、色は私がいないとダメだなっ。でも半年私のほうがお姉さんだから仕方がないな、うんうん。」 学年は変わらないというのに半年年上というだけで姉ぶろうとする、所謂『若気の至り』だ。 色とは家が近いこともあり、よく一緒に遊んだ。外だけでなく家でテレビを見たり、平成の子供にふさわしい遊びをたくさんしたとおもう。 特に楽しかったのはテレビに出てくる女優さんの真似だ、色が子役ということもあったからだろうか私も演技というものに憧れがあったのだろう。 今日は私が王子様、明日はあなたが王子様。カーテンのマントに画用紙の王冠、蛍光灯色のダンスホールで踊りましょう。 そんな楽しい日々もいや両親の離婚とともに幕を閉じた。 引っ越し先、春。私は中高一貫の女子校に通うことになった。高校から全寮制になる少し風変わりな所だった。 というのもこの学校、芸能科へのスカウト制度があるらしくそれ前提の全寮制らしい。事実、私は一般受験にもかかわらず芸能科へスカウトされた。 そのまま、入学式当日。怒涛の日々に加え芸能科新入生としての代表挨拶、心労はかなり溜まっていた。 そのせいかトーンを低めに代表挨拶を行ってしまった。 しかし、彼との日々のおかげなのか発声自体は行えた。行えて、しまった。 「上面さん、だよね? 新入生挨拶すっっごいかっこよかったです!!!」 クラスの女子に囲まれる 「え、え?」「上面さんがすっごいかっこよかったって話!!」 どうやら彼女達の琴線に触れたらしく私は一躍学年の有名人になった。 それからも偶然が続いていき、『王子様』としての立ち位置を確立していってしまった。 高校生になってからもそれは続いた、なんて息苦しい日々なんだろう。私はそんなガラではない。 確かに王子様役も好きだ、宝塚女優のマネだって彼と何度も行った。 でも、私だって、お姫さま役とか、おばあさんやくとかすきなんだ でも、みんながそれを望むから、そうしてるだけなんだ。 そんな心境にもかかわらず、周囲の人は私が王子だと囃し立てる。 その期待を裏切りたくなくて、いや。裏切りたくても裏切る勇気がなくて『王子様』を演じる日々。 たまに家に帰れる日があっても、たった1人家で待つ親を心配させたくなくて気丈に振る舞った、皮肉にも王子様の仮面はこんな所では非常に役にたった。 そして高校卒業、私はそのまま役者として生きていくことが決まっていた。既に舞台の仕事が一つ入っていた。 しかし私の頭を占めるのはそんなことでは無かった。 ――いつまで、王子様を演じ続ければいいのだろう。―― 結局私は、自室以外で王子様の仮面を外すことが出来なくなっていた。 この仮面が息苦しいということは勿論あるがそれ以上にこの仮面は、酷く孤独だ。 まるで自分の体全部をすっぽり包む棺桶に入れられているような気分になるのだ。 しかし、その棺桶から出た所で、私は1人なのだ。 ――仮面を外しても、一緒にいてくれる人がいれば……―― 気づけば私はメールを送っていた、高校卒業して初めて得たケータイだ。 以前教えてくれたメールアドレスから変わってなければいいが…… 「!!!」彼からの返信だ、どうやら時間を空けられるらしい。 嬉しい嬉しい嬉しい!! また彼に会える!! 小学校以来会っていなかった彼に!! どんな話をしよう何して遊ぼう、なんて少し子供っぽいかな? でも久しぶりなんだ、無礼講でも良いだろう。 そして当日、私は彼を驚かそうと普段の私服とは違う『ボーイッシュ』というよりは『マニッシュ』寄りの格好で待ち合わせ場所についた。 ――とりあえず今までどんなことがあったのかとか、ずっと会いたかったこととか、色々と、いっぱい、いっぱい話そう……!!―― 彼が目の前に、現れる。「」が目の前に現れる。 色は、「」になっていた。 普通の人は気にもとめない変化、私はわかる、私しかわからない。 彼は壊されたのだ、私と同じように周囲の圧力によって。 私は彼の手を引き、路地裏で思いきり抱きしめた。 「……ずっと、会いたかった。もう、だいじょうぶだから。」 「私が、色を、護るよ。」 私はまた、仮面《カンオケ》に閉じ籠もった。
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ
エラーメッセージ
「クトゥルフ神話TRPG」は
ケイオシアム社
の著作物です。
クトゥルフ神話TRPG