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亜科務新聞社に努める新聞記者。趣味は筋トレ。 性格は一匹狼気質で、基本的には一人が好き。 新聞社に勤めているのも単独で黙々と仕事ができるからである。（取材、記事の執筆など） 一人でいることが好きなため、コツコツ努力をすることが得意。勉強も筋トレも「自分が頑張った分だけ結果がついてくる」ため、熱心に励んでいたら勉強のできる筋肉ダルマになった。 ------- 一匹狼気質になったのも、幼少のころの嫌な思い出が元になっている。というのも、身長が高く体格がいいため小さいころから怖がられていた。 そのため自分から距離を取ることが生活する中で一番楽だということに気付き、黙って一人でいることを選んできた。 小学4年生になった時、クラスで一人「自分と同じような」女の子を見つけた。勇気を振り絞って話しかけた一狼は、羊田の「誰に対しても同じ態度で接する」ところにひどく感動した。それ以降一狼は羊田に興味を持ち、彼女のそばは居心地が良い気がして、気づけばずっとそばにいた…そんな関係だった。 後にも先にもそんな気持ちになれて、心地の良い関係でいられたのは彼女だけだった。 <羊田との思い出> 小学生4年の頃に行った校外学習で同じ班になったことがきっかけで、距離が縮まったことが思い出。 校外学習では「H件P市を深く知ろう」と言う名目で1日市内を散策し、いいところを見つけそれぞれの班ごとに"P市新聞"としてまとめて発表すると言うもの。お小遣いも持たせてもらえるため、生徒たちにとっては割と大きなイベントだった。 班員は6名いたが、羊田と大神以外が自分勝手なタイプだったため道中で写真撮影や聞き込みなどを2人に押し付けて好きに遊びに行ってしまった。 真面目な2人と任務をこなして、最後の空き時間にP市名物「愛造たこやき」を食べていた際に羊田が、「ロウくんと2人の方が、なんだか楽でいいね」と小さくつぶやいた。 見た目が怖いと言われ、色んな人から避けられていた彼にとってその言葉は本当に嬉しかった。大神は「僕もだよ、ヨウちゃん」と返事をした。 そこから羊田と大神はさらに仲良くなり、お互いにとっての1番の親友となった。 狼にとってその新聞作りが特別で、現在新聞記者になった潜在的な理由はここにある。

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