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ラウヴォルの遊牧民出身の旅人。名前はラウヴォル語で「星、導の光」を意味する。 16年前、とある集落の壊滅事件にてウルガルの赤子と共に保護され、以来親元(義父は事件の際死去)で一緒に育てられた。 成人をしてすぐ、世界を見てみたいと兄と共に旅人として国を飛び出した。(1年に1度くらいは帰る気ではいる) 性格はのんびり穏やかな義兄ルティアスと比べると快活な面が強い。よく笑いよく吠える。 大抵の道具は一度教えられたらすぐ使いこなせる程器用な手を持つためか好奇心も強く、知らない事に触れるのを好む。 義母と義兄を心から愛しており、自身は姿形は違えどウルガル族の一頭だという誇りを持っている。豊かな毛並みで無いのが少しコンプレックス。 正体はプロタゴニスト。勿論そんな事を本人は知る事も無く、時折起こる九死に一生まがいの現象も「俺、悪運が強いんだ！」で片付けている。 ………………………… ナギアス・ワルダ・ウルグ 職業：旅人(遊牧民) 年齢：16 性別：男 種族：プロタゴニスト 特性：バランサー STR:13 CON:13 POW:12 DEX:13 APP:18 SIZ:13 INT:17 EDU:13 HP:26 MP:30 ｱｲﾃﾞｱ:85 幸運:60 知識:65 SAN: ﾀﾞﾒｰｼﾞﾎﾞｰﾅｽ:1d4 [技能] 罠:20% 軽業:40% 登攀:45% 旅（高山地帯）:49% 旅（氷の大陸）:20% 回避:66% 素手:70% 武器(シトゥ・タスカン):80% 投擲:65% 武器(弓):50% カリスマ:51% 交渉:40% 母国語（ラウヴォル語）:75% 公用語:53% 探索:50% 感覚:40% 応急:40% 生物学:11% 植物学:11% 特技（騎乗）:35% ………………………… 1d100<=85 アイデア 1d100<=60 幸運 1d100<=65 知識 1d100<=20 罠 1d100<=40 軽業 1d100<=45 登攀 1d100<=49 旅（高山地帯） 1d100<=20 旅（氷の大陸） 1d100<=66 回避 1d100<=70 素手 1d100<=80 武器(シトゥ・タスカン) 1d100<=65 投擲 1d100<=50 武器(弓) 1d100<=51 カリスマ 1d100<=40 交渉 1d100<=75 母国語（ラウヴォル語） 1d100<=53 公用語 1d100<=50 探索 1d100<=40 感覚 1d100<=40 応急 1d100<=11 生物学 1d100<=11 植物学 1d100<=35 特技（騎乗） 「赤き涙の落ちた日」事件 16年前、ラウヴォル東北で起きた国民連続失踪事件の結末。 その日、群れから離れ行動していたウルガル族の夫婦ルィウクとリェルカが行方不明となった。リェルカは妊婦であり、近くお産を控えていた。 夕方、衰弱しきったリェルカのみが帰還。数年前からできた異邦人の町に連れ去られたこと、ルィウクが殺されたことを告げる彼女の腹部には粗く縫われた跡があり、今朝まであった膨らみは消えていた。また、数頭の同族の遺体も多くあったとの証言を受け、リェルカの父テグラムをはじめとする群れの男達で町の襲撃、及び仲間の奪還を決める。 日が沈むと同時に襲撃を決行。異常な気配を持つ狩人も居たが数頭がかりで仕留める。町にはゴロツキのような連中しかおらず、建物の中には同胞達の毛皮や肉、瓶に詰められた腹わたが多く発見された。出来るだけ多くの住民を殺し、同胞の遺品を集めた彼らは家々に火を放ち、町を一夜で消滅させた。 この時、僅かに聞こえる泣き声に気付いたテグラムがウルガルとヒト、檻に入れられた2人の赤子を発見。一方が己が娘の産んだ子と気付いた彼は一緒にいた大きな声で泣くヒトの子と共に救出。以来、リェルカが2人を育てることとなった。この事件で生き残ったのはリェルカとその子ルティアス、そして一緒に発見された赤子ナギアスのみであった。

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