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PC：劉 狗妃（リュウ コウキ）/本名：剱 巧生（ツルギ コウキ） かいぶつたちとマホラカルト HO1：狼 巧：『たくみ。わざ。技術。たくみ。うまい。上手なさま。いつわり。うわべだけを飾る。』の意。 ・職業：警察官 　クトゥルフ2010【警察官】より作成 ・特徴表：受け身「どんなときでも、きちんと受け身を取って被害を最小限に抑えることができる。ショックのCONロールの成功の範囲に+20％」 ○職業・経歴など 裏：＜同盟の創始者＞ ・同盟Clan-クラン-、5年前HO狼とHO魔女、幽霊、悪魔を主軸に創設された組織。 ・事を荒立てない潜入･隠密行動を得意としており、同盟のリーダーのような立ち位置。 ・事を荒立てない、というより有無を言わせないという印象のほうが強い。 ・裏世界、アングラに入り出して17年程度。初期は個人主義で、さまざまな組織や有力者に接触を図り、情報収集/操作、諜報/工作行為を行っていた。当時の綽名は『女王様＜Queen-クイーン-＞』。その名がある程度知られだした直後から何者かと組んだのか、扱う仕事量が増え、着実に界隈での存在感を増していく。 ・五年前、同盟Clan-クラン-を創設した。 表：＜警察庁刑事局刑事企画課刑事指導室所属：階級は警視長＞ ・本職は警察官。いわゆるキャリア。 ・未だ男社会の警察上層部において、女であるというハンディを振り払い、現在の地位にいる。刑事局は、刑事警察部門の政策的指導を行うため、事件の直接指揮を行うことはない。 ○外見・身体能力など ・身長164㎝、体重54㎏。 ・銀に近い白髪、長い後ろ髪を細い三つ編みにして、胸元に垂らしている。瞳は鮮やかな緋色/鮮紅。 　元々は黒髪黒目だったが、高校生の頃に巻き込まれた事件をきっかけに現在の色になった。周囲からは「事件がショックだったのだろう」などと言われたが、実際の理由は定かではない。当時の本人としてはあまり気にしていなかったと記憶している。今では気に入ってすらいる。 ・年齢にそぐわないほどしなやかに鍛え上げられた痩身。しかし、身体能力は際立って高くはなく、これまでのキャリアの中でも実技面戦闘面では苦戦することは間々あった。 ・整った顔立ちをしており、態度や物言いから対面した相手に圧を感じさせることが多い。 ・表の仕事中は、オーダーメイドのスーツ。シルエットの美しさや生地の質感にこだわる。アクセサリー類はあまり身につける性質ではない。足元はいつ何時でもヒール。 ・裏の仕事中もスーツを好むが、デザインや色味に遊びが入る。大判のコートを肩にかけていることが多い。 ・コートやジャケットは、黒。兄の喪に服する黒である。 ○性格・思考・行動原理など ・常に悠然かつ尊大に在る。それは生来の気質であり、成長と経験を経た性格であり、職業立場経歴によって身についたものである。揺らぐ必要はないし、揺らぐ自分は解釈に合わない。心からそうで在ることが基本だが、不測の事態に動揺することや激情に駆られることが不快なため、感情を抑える場面もある。自分をコントロールすることが基本。自身の弱みは見せない。 ・有象無象の他者に対しては関心がないためか、わりと寛容。一方で、自分に対して害をなすものには、徹底的に潰し排除する。 ・組織、同盟のメンバーに対しては、その能力を買っており、故に行動を共にしている。息子くらいの年齢もいるため、一歩引いた位置から彼らを眺めていることもある。 ・決して消えない憎悪がある。 ・26年前、兄が死んだ。 　兄は警察官だった。兄は、銀行強盗の立て籠もり事件の際に、人質になった市民を救出する際に凶刃に倒れた。口数は少なく、仕事に対する矜持を持ち、凛とした強い人だった。故に、兄らしい最期だった。 　そう思っていた。 　兄の後を追うように警察官になった。自分は兄とは違う。だから、自分なりの信念と矜持を持つ、そんな警察官になろうと思った。そのために努力した。キャリアとして警察組織の中で、現場の警察官、刑事が自身の職務を全うして市民を守り、また、彼らの命もまた守られる環境を作ろうとしていた。 　そう思っていた。 　警視に昇進した頃だった。ふと、あの事件の資料を読んで、引っかかりを覚えた。兄が亡くなった銀行強盗の立て籠もり事件。市民を守るために死んだ兄。あれは、本当に不幸な事故だったのか？　その配置は、その指示は、本当に正しかったのか？　この報告書は本当に正しいのか？ 　兄は、殺されたのではないか？ 　数年をかけて、兄の事件を調べ上げた。結論として、物的証拠はなかった。 　ただ、警察組織に対する、決して拭い去れない憎悪だけが残った。 　それ以降、表向きは優秀な警察官として職務を全うし昇進する裏で、非合法な組織や人間との繋がりを増やしていった。 　『悪魔』天津 義景とはその中で出会う。 　現在の犯罪行為については、いくつかの目的がある。 　警察内部、警察上層部の不祥事や弱みを握ること。 　警察という立場では対処できない犯罪行為を犯罪をもって潰すこと。 　自分の犯罪行為を暴くことができない警察組織を嘲笑うこと。 　兄と同じようにはなれない。最初からわかっていたことだ。今更失望することでもない。 　ただ、兄が務めた警察官という職業は崇高で在らねばならない。そうも思うのだ。 　愚鈍な公僕諸君、早くこの私を捕まえてみろ。 　或いは、この私が喉笛を嚙み千切るに相応しい獲物であれ。 　 ○人間関係 ＜Clan-クラン-関係者＞ ・HO『魔女』：アイダ：ふーりおんさん 　諜報活動の能力の高さを買い、Clan-クラン-創設のメンバーの一員とする。 　距離感の近い行動に関しては特別気にしていない。ただ、自分に対してこの距離感の男は珍しいなと思っている。自身の能力に正しく理解し、自信を持つことは当然だと思っているので、彼のお調子者な口振りも気に留めていない。 　実家で飼っている犬より犬っぽいなと思うことがある。 ・HO『鬼』：ヤツハ：碓氷さん 　経歴に関しては幽霊から話を持ちかけられた時は気に留めていたが、メンバーとして仕事をする中でその人となりを知り、今では特別気にしていない。彼女がそうなることとなった理由については気になりはしたが、ルールに則り詮索はしていない。 　高い戦闘能力は火力の乏しいClan-クランにとって非常に有用であり、有事の際の要としている。戦闘技術に関しては自分が持ち得ないものであるため、特に口出せをせず任せている。 　メーヴェが来てから随分と面倒見がよくなったなと思っている。 ・HO『天使』：メーヴェ：天城さん 　経歴に関する情報がほとんどないため、加入当初は様子を見ていたが、現在では幽霊も随分変わったものを見つけてきたと思っている。少々世間ずれしているところもあるが、こと交渉の面においてはその物腰と言葉が有用であるとわかり、前に立たせる機会を増やした。まだ能力や距離感の掴めないところもあるため、なんだかんだと面倒見のよい他の三人に任せている。 　こんな人間もいるんだなと、珍しい生き物を見るような目で見ている。 ・『幽霊』 　情報収集、情報管理能力の高さを買い、Clan-クラン-創設のメンバーの一員とする。 　病弱さや戦闘能力の低さを補って余りあるその能力は自分の目的のために必要であり、Clan-クラン-にとっても不可欠な人間であると思っている。動向や素性の読めないところは多いが、それに関してはルールに則り詮索はしていない。 ・『悪魔』：天津義景 　裏世界、アングラに入って数年後に出会った男。 　当初は癇に障る男だった。10年間共に仕事を続け、変わらず癇に障る男だった。裏社会で動くために彼から学んだこと、彼に教えられたことは多く、10年の中で自身の経歴を知る数少ない人間にもなった。それでも変わらない男であり、ある意味で剱 巧生という人間に一番近い存在になってしまった。 　マホロバの件で失踪した後、その行方を追っていたが、足取りは掴めず、半ば死んだものと思っている。 　彼が失踪して4年、ホワイト・ルシアンは一度も口にしていない。 　 ＜身内など＞ ・剱 隆生 　兄。26年前に死んだ。 ・剱 侑生(PL自探索者：庭師HO1) 　兄の息子。甥。警視庁特殊犯罪捜査零課のチーフをしている刑事。 　兄によく似ている。いずれ死にそうなので、その内どこか地方に飛ばそうと画策している。 ・剱 梗生(PL自探索者：ホルマリンHO1) 　息子。19歳の時に生んだ。警視庁刑事部捜査一課に所属している刑事。 　わりと放っておいたのにでかく元気に育った。ほどよくまっすぐな性根であり、ほどよくよい息子。 　故に遺伝子などくそくらえだなと思っている。 　父親のことだけは、少し、すまないなと思っている。 　 ・『　　　　』 　兄そのに。警察一家一族の中で珍しく警察官ではない。 ・『　　　　』 　夫、ではないが、息子の父親。 　息子には離婚したと話しているが、実際は結婚すらしていない。なんなら合意ですらない。ぶっちゃけ犯罪である。 　襲われた後、一時期記憶の混濁があり、相手の行為を確定させることができなかったため逮捕はされなかった。妊娠に気づいた時点で堕胎することもできたが、両親を説き伏せて出産した。現在は特にどうとも思っていないし、探してもいないが、もし再会したら殺す。絶対に殺す。息子が気にするといけないからね。 ○その他 ・一人称：『私』 　二人称：『お前』 　三人称：基本的に『(呼び捨て)』 ・好きな食べ物：旨いもの ・苦手な食べ物：不味いもの ＊あまり食事に重きを置いていない。小食。しかし、食べるものは選ぶ。 ＊飲み物は珈琲が好み。 ・喫煙者。あまり吸う質ではない。銘柄は『ピース・アロマ・ロイヤル・100’s ボックス』 ・誕生日：12月21日（誕生花：カサブランカ） 　花言葉：『高貴』『純粋』『無垢』『威厳』『祝福』『壮大な美しさ』『雄大な愛』『甘美』 ・イメージカラー：白銀(#C0C0C0)/白(#ffffff) 　　　　　　　　　鮮紅(#e60000) ・フレーバーNo.95：毒芹(どくぜり)：「貴方は私を死なせる」「死も惜しまず」 誰かのために死ねるなら。そんなことを本気で考えているのが貴方だ。それはとても危険な思考だ。しかし時には貴方のような人が必要になるのだ。さあ、誰も貴方を止められない。貴方の愛を示すが良い。 ○年表 ・18歳(28年前) 　高校三年次、行きずりの男に襲われ暴行を受ける。その際の記憶は曖昧だが、病院で意識が戻った時、黒髪は白髪に、黒目は緋色に変わっていた。高校はそのまま卒業し、決まっていた大学へ進学するが、その時点で妊娠していることがわかった。両親から諭されたが、出産を決める。 ・18～19歳(27年前) 　息子 梗生を出産する。大学は2年間休学する。 ・20歳(26年前) 　兄が死ぬ。 　その後大学に復学する。 ・24歳(22年前) 　大学を卒業、国家公務員総合職試験に合格する。 ・28歳(18年前) 　警察官として職務にあたる中で、兄の死に疑惑を持つ。独自に調査を始める。 ・29歳(17年前) 　警視に昇進。その中で兄の死に対する疑惑に確信を持つが、それには決定的な証拠がないことにも気づいてしまう。 　これを機に、非合法組織との関わりを持つようになる。 ・31歳(15年前) 　『悪魔』と出会う。 ・41歳(5年前) 　組織を創設する。 『悪魔』からの提案で株式会社マホロバへの作戦を開始する。1年ほどの作戦を経て目的は達成するが、『悪魔』が音信不通となる。 ・43歳(3年前) 『幽霊』の依頼から『鬼』を救出し、組織のメンバーとする。 ・(半年前) 『天使』が組織に加入する。 ★HO1『狼』 組織の創設時からいる。あなたは狡猾である。 推奨技能：≪忍び歩き≫or≪隠れる≫、≪戦闘技能≫ ──あなたは警察上層部へのコネ或いは弱みを握っている。 汚職警官や詐欺師、探偵や便利屋など。 その為自由探索時、もとい特定のシーンにおいてある程度警察の援助を得ることが出来る。 また、事を荒立てず隠れて行動するのが上手い。 ≪忍び歩き≫≪隠れる≫に+20の補正が入る。 その分表立った争いは苦手だ。 ≪回避≫を除いた≪戦闘技能≫の上限値は50になる。 【騙し討ち】 これは戦闘ラウンド時、1人でも組織の仲間が参戦している場合宣言できる。 例え敵の目の前であっても仲間が作った隙を縫い、回避･受け流し不能の攻撃を行える。 自分のターン時≪忍び歩き≫or≪隠れる≫を行い、成功すれば任意の≪戦闘技能≫を2倍の数字でロール出来る。 拳銃などの1Rに複数回攻撃を行える技能の場合、最初の1発のみ適用される。 ◆ED.墜落──かいぶつたちの帰る場所 ・シナリオクリア　1D10 ・全員生還　1D6 ・NPC生還　一人につき　1D3 ・『狼』 ニャルラトホテプの体験により　1D6 ・『魔女』 残り切り札一枚につき　1D3 ・神話技能+5%　(取得自由) ・『狼』　加えて+5%　(取得自由) 『狩り立てる恐怖の招来/従属』 ＊義景が呼べるぞ！ ・HO、及び途中取得したAF、PSI等特殊能力全て しかし他シナリオで使用する際はKP許可が必要。

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