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UGN杜梁市支部(とばりし)エージェント　として活動するイリーガル。 性格は温厚であり、礼儀正しく誰に対しても敬意を払い、仲間には惜しみない愛情を送る。 研究以外にはわりと無頓着であり、研究に没頭していることが多い。 戦闘は自身の機械化した部位を武器に、異形な姿で戦う接近戦タイプ。 そもそもが一介の研究者のためか、戦闘方法は若干荒っぽい。 もとは普通の研究員だったが、独自の研究の末にレネゲイドウイルスを発見。 その研究結果を公表する前にUGNに発見され、保護されることになった。 UGNの活動に協力することを条件に研究活動を行うことを許されており、暇なときは自室に篭って研究を続けている。 ……と言われれば聞こえのいいただの研究者なのだが、実際はUGNの監視対象になっている。 UGNが彼を発見した際には、当時事件を起こしていたジャーム複数体を自力で捕らえ、無理やり実験に使っていた。 さらに、ジャームを捕らえるために、そしてその過程で負った怪我の治療のために自らにレネゲイドウイルスを投与しており、オーヴァードとなっていた。 ジャーム討伐のために調査を行っていたエージェントたちとも交戦しており、霧谷雄吾が交渉を持ちかけた時には捕らえたエージェントを人体実験に使う直前だったという。 UGNがイリーガルのエージェントとして雇っているのは、UGNが彼の動向を把握しておくためである。 そして、彼がジャームとして判断された場合、すぐさま行動を起こせるようにするためでもある。 研究の仕方は、UGNに発見されるまでは極めて異端であり、どんなものでも、それが例え自分自身の肉体であっても研究のために使い潰していた。 その為なのか、彼が実験中に事故死した場合、代わりに作っておいた代行者がそのまま彼に成り代わり活動を再開するという謎の技術まで取得している。本物の彼は、すでに…… 現在はUGN監視下に置かれていることを自覚しているのか、人体実験などの類は"まだ"行っていない様子。 彼が人体実験を休止している理由は、別の何かに興味を惹かれたからにも見えるが真相は不明。 彼自身は、これらの行動を「未来のために」と思って行っている。 そこに悪意は一切なく、実験体がどんな結末を迎えようとも、友愛と感謝を示す。 彼は本当にまだオーヴァードなのか。 それとも、既にジャームなのか。 答えるものは誰もいない。 春日恭二とは腐れ縁。というか彼が一方的に興味を持っている。 UGNイリーガルになる前、彼から逃げおおせた数少ないFHの一人。 デイブレイク、黎明(れいめい)とは日の出の意味。 そして「日常を壊す者(デイ・ブレイク)」とのダブルミーイングでもある。

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