タグ： さやNPC 踊れ、ワルツ-柑橘NPC

大手温泉旅館の総合取締役/社長。フランス人とのクォーター(確か)。 堅苦しい服装と杖は祖父のもの。その柔和な顔は母のもので、長い髪は父のもの。時折出る荒い口調は、中高の時に付きまとってきた同級生のもの。今まで関わってきた人間の特徴を受けて構成された、自我の薄い人間。 プライドが高くトラブルが嫌い(苦手)で、常に人に差し障りなく流されるように生きている。 人生は順風満帆、何の曇りもない人生を送っていた。…が、今では後継や結婚相手の問題に手を焼いているようで、毎日親から圧力をかけられている。 ○非常に頭が固く、短絡的にしか物事を考えられない。 昔から基本的に親の言いなりの身であり、自分から物事を考えることをしてこなかったため。 そんな中、親戚のとある子供と出会った。自分とは真反対のような、生きる活力と意思に溢れた子だった。 関われば関わるほどに、今まで感じることのなかった様々な感情を植え付けられた。それでも自分から距離を置けなかったのは、少なからず自分がこの状況に昂りを感じていたからだろう。 ○経緯 高校生になった彼に勉強を教えていた時。密室に2人、周りから何の邪魔の入らぬ空間で。 少し、魔が差した。そんなことをするはずではなかったのだ。 一期くんに手を出した。初めての｢恋｣という感情に耐えきれなかった。 それからというもの、自分から一期くんに関わりを持つことはなくなった。

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