タグ： クトゥルフ HO：神話生物

「その巨大な影は、ぼんやりとした暗闇の塊なのに、どういうわけか奇妙な眩しさを目を眩ますのであった。 　完全な死と空虚の寒気で周囲を満たすように感じたが、同時に草花の香りが鼻孔をくすぐるのだ。 　かろうじて見えたその姿は蟲のような円柱形で、竜のように巨大で、蛇のようまかれた蜷局の先は暗闇に続いていた。 　しかし、まるで暗黒の永劫に渦巻くエネルギーで生きているかのように、渦巻き、回転し、刻一刻と変化した。 　しばらくの間、触手をうねらせ、吹きすさび、跳ね、自由に姿を変化させていたが、山の奥へと消えていった。 　その様子を見て、ある噂を思い出した。『見飢山にはお化けがでる』と。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　―――クス・ノキ「愛飢ゑヲワル」」 ★【ベース神話生物】━━☆★【備考】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆ ┃　モルディギアン　　　┃┃・≪EDU≫については本来ないが、[3D6+3]ロールを行って算出。なお、≪APP≫は0とする。┃ ┃(マレウスモンストルム)┃┃・本来は[のみ込む]以外の技能はないが折角なので他の技能にも割り振っている。　　　　┃ ☆━━━━━━━━━━━★☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ ★【邪神情報】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆ ┃種族：モルディギアン（亜種）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃ ┃装甲：魔力を付与されていない武器によって傷つけられることはない　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃ ┃呪文：KPが望むものすべて　特に食屍鬼に関するもの　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃ ┃外見：蟲のような円柱形　竜のように巨大　蛇のように蜷局を巻いている　ただし自由に変化する(≪SIZ≫も変化する) ┃ ┃性格：穏やか　人間に興味・関心がある　花が好き　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃ ┃　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃ ┃正気度喪失：1D8/1D20　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃ ┃　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃ ┃『見飢山(みうえやま)』と呼ばれる山にずっと潜んでいるグレートオールドワン。基本的には山の奥の方にいるらしい。┃ ┃山の奥は木々が鬱蒼と生い茂っており、湧水が小さな川を作っている。その近くを寝床としている。　　　　　　　　　┃ ┃山の奥から出てきて、山の中をのんびり散歩している事もある。その姿は蛇のようにも蟲のようにもみえるらしい。　　┃ ┃人間に対しては基本的危害を加える事はなく、遭遇した場合、攻撃さえしない限り非常に友好的な対応をしてくれる。　┃ ┃その際は巨大な姿だと怖がらせるかもしれない、と考えるのか身体の大きさを縮めて調整をしてくれる。　　　　　　　┃ ┃ただし、死者…というか死体に対してはそうでもなく、山に放置された死体についてはのみ込んでしまう。遺品は残る。┃ ┃本来のモルディギアンにはないはずの能力として、白い花(献花)を沢山生やすことができる。この花は詰み取り可能。　┃ ┃ちなみに、残された遺品で盛り土を作り、自身の白い花使って簡易的に弔ってくれたりする。　　　　　　　　　　　　┃ ┃死体を丸呑みにする姿と草花の香りをまとったり白い花を生やしている姿からか、『乃豆知』と呼ばれているようだ。　┃ ┃モルディギアンであれば、食屍鬼に信仰されていそうなものだが、現状はされているのかは不明である。　　　　　　　┃ ┃本人はいつからこの山にいるのか全く覚えていない。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┃ ☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★ 献花の主な種類は、榊と樒である。 「毎日花を捧げたって、いいのだけど、指輪、ずっと残したい、よね」 「お花だけじゃない。言葉もいっぱい伝える」 「■■も、世美を愛しているよ」 「世界でだれよりも、世美を、愛してる」 榊 世美さん（最愛のお嫁さん）：https://charasheet.vampire-blood.net/2678706

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