タグ： かざまつり そして円の果てで約束を

花依 まひる（はなより まひる） 「心、無気力な者」 貴方は飄々としており、何事にもほぼ無気力な人間だ。 （個別HO情報） ・貴方には胸に生まれつき、痣があるだろう。 ・表には出さないが、心のどこかで貴方は「自分の行動で誰かに迷惑をかけてしまうこと」に対してトラウマに近い恐怖がある。 特徴表：素早い 柔軟さと軽快さを併せ持っている。DEX+1 SIZ9以下の場合、素早い上に小柄なためDEX+2 ポイント移動 APP→DEXに2ポイント 職業：暴力団員 EDU*10+DEX*10の職業ポイント=100+200=300 小学生の時、仲のいい親友が居た。 毎日が楽しかった。 日が暮れるまで遊びつくし、共に笑いあう日々だった。 遊び終わった後は夕焼けが見える丘の上で語り合うのが1番の楽しみだった。 でも、親友を家に呼んだことは1度もない。 だって、私の家はヤクザの家系だったから。 家の至るところに銃やナイフ、怪しい薬たちが見え隠れしている。 そんな家に親友を呼べるわけがなかった。 絶対、ばれないようにしなくちゃ… そんなある日、親友が泣きながら話してくれた。 「お父さんとお母さんが怖い人たちからお金を借りちゃって。」 「ここのところ毎日、怖い人たちが来てお父さんとお母さんを脅すんだ。」 「家の中もめちゃめちゃにされてとても怖いんだ。」 こんなに泣いてる親友ははじめて見た。 私なら。私の家にある銃を使えば助けられるんじゃないかな。 そんな思い上がりをしたのが間違いだった。 親友の家にお邪魔したところまでは覚えている。 気がつくと大人が何人も倒れている。 この人達を知っている。この人達はうちのヤクザの人達だ…。 そうか…お金を借りたのってうちのヤクザの人達だったのか…。 これが引き金となって家は大混乱になった。 たくさんの警察が家に押し入ってみんなと揉めていた。 あの時のお父さんとお母さんの失望しきった顔は忘れられない。 「お前のせいで」「お前が余計な事をしなければ」 私以外のみんなは警察に捕まってもう二度と会えなくなってしまった。 身寄りが居なくなり施設に引き取られた後、1度だけ親友の家に行ったことがあった。 でも、そこは空き家になっており会えなかった。 あの夕焼けが見える丘の上だけが変わらず、あの楽しかった日々があったことを思い出させてくれる。 全てを失った。 …もう何もしたくない。 ……もう自分のせいで周りを壊したくない。 ………何もしなければ誰の迷惑にもならない。 そんなトラウマが今の自分を形作った。 生まれつき胸にある痣を隠すため、牡丹の花の刺青を入れている。 しかし、隠したところで結局、人に見せられないので薄着にならない。 そこに居たと思ったらいつの間にか居なくなっていることが多々ある。（ひとりが気楽なため、隠れたり素早い動きで逃げたりしている） 【シナリオ】 ・そして円の果てで約束を（KP けい　御子柴 朔里：PL シキ　天海 照明：PL うしお　駒木 静：PL 毒島）2019/5/26,6/4,6,9

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