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クトゥルフ PC作成ツール
橘馨
ID:4635750
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橘馨
タグ:
紙魚のうたHO2
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
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知識
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SAN
現在SAN値
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技能
職業P
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(うち追加分:
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興味P
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(うち追加分:
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初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
たちばな-かおる 職業技能→興味のある技能:歴史 誕生日 11/12 つまらない地方都市で、三兄弟の長男として育つ。 器用で頭が良かったが、親の口癖は「はやく公務員になって自分たちを安心させてくれ」だった。 長距離トラックの運転手の父とスーパーマーケットでパートをしている母は、息子を地元の役所に勤めさせることが子育てのゴールだと思っているらしかった。 はじめて小説を書いたのは小学校5年生の時。本を読むのは小さなころから好きだった。ノートに一生懸命鉛筆を走らせてはじめて書いた短編は、誰にも読ませることはなかった。否定されるのが怖かったからだ。それでも、小説をひとつ完成させたというのは、自信をつけるには十分だった。 小中高とずっと優等生だったが、「小説家になりたい」という夢は日に日に膨らんでいった。梶井基次郎の「檸檬」が好きだった。黄色い爆弾が、こんなつまらない地元を吹き飛ばすことを何度も想像した。東京に行けば何か変わると思ったし、何かを変えるためにずっと努力をしてきた。 一生懸命勉強して、東京でいちばん頭のいい国立大学の文学部に現役で合格した。私立より国立の方が学費が安かったし、漱石、三島、芥川、太宰、それに梶井。有名な作家はみんな東京帝国大学を卒業していた。 東京にはすごい人がたくさんいた。小説を書き、賞に片っ端から応募した。大学に入っても、小説を書いていることは誰にも言わなかった。やっぱり否定されるのは怖かったし、夢見がちな田舎者だと思われたくなかったのだ。 椎塚は大学の同級生だった。教室に置き忘れた創作ノートを椎塚が届けてくれたのが出会いだった。 椎塚は東京育ちで家も裕福、はじめはいけ好かないやつだと思った。小説を書いていることがバレたのも痛かった。 しかし、しつこく話しかけてくる彼に根負けして交流していくうちに、小説の好みが合うことが判明。はじめて自分で書いた作品を読ませた相手も椎塚だった。椎塚の作品も読んだ。面白くて悔しかった。 作品を書いては互いに見せ合い、議論しあい、おすすめの本を貸し借りし、椎塚のおかげで学生時代は楽しかった。 しかし本気でやっていたからこそ、次第に自分の小説がつまらないことに気づいてしまった。父が腰をやって仕事を休みがちになったこと、上の弟が地元の私立大学を志望していることがあり、いつまでも好きに小説を書いているのは無理だと悟った。 才能がなかったと認めるのが悔しく、椎塚には言い訳のように「親が」「弟が」「地元が」と酒を飲みながら何度も愚痴をこぼした。椎塚は黙って聞いてくれたが、やがて就活が本格化すると、こちらから連絡をとらなくなった。椎塚は他学部だったので、関係はあっけなく疎遠になった。 大学4年の夏、大手出版社に就職が決まり、卒論にはやはり梶井基次郎の「檸檬」を選んだ。椎塚とは結局連絡を取らないまま卒業した。 出版社では入社後2年間文芸誌の編集部にいたが、3年前からは作家の担当編集者に。 今なら、自分に才能がなかったのだということも、しがらみを吹き飛ばすだけの勇気がなかったのだということも、痛いくらいにわかる。何かの間違いで賞を受賞していたとしても、きっと書き続けることなんてできなかっただろう。 だけど、自分が小説を書いていたことを誰にも知られたくないと思うのはなぜだろう。 諦めなくても良いなら諦めたくはなかった。だけどきっと、本を作ること、小説を世に出すことに携わる仕事をできているだけ、自分は幸せなのだ。そう思いながら働いている。
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歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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「クトゥルフ神話TRPG」は
ケイオシアム社
の著作物です。
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