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『十二星座館殺人事件』　HO：牡羊座 ▽以下秘匿情報有 探偵をしているスラリとした高身長の女性。 常に微笑んでいる。 占い師。 色んな人間の深い事情を知るため、表の顔として探偵業を営んでいる。 そこまで頭がキレるわけではなく、 推理が追い付かないときは占いであたりをつけることもある。 生き方はわりとテキトーで、自分が窮地に立たされるとのらりくらりと躱して逃げる。 生い立ちからなんとなく演劇をかじっており、 流石に能力を使うことは少ないが、 知り合いの人手不足の劇団に駆り出されることもある。 歴史の浅い資産家の家に生まれる。 一家は世継ぎに恵まれず、幼少期から男性として育てられた。 厳しい英才教育を受ける中、変装をして家を抜け出し、遊びに行くのが彼女の息抜きだった。 時には美術館、時には町はずれの小さな教会、時には貧民街。 誰でもない誰かとして街を歩き人と接するのは、日常を忘れられる楽しみだった。 事業での大きな失敗をきっかけに家は日に日に没落するも、 頭の固い父親に男性として生きる事を強要され続けた。 見切りをつけた母親が家族を捨て去った後には、母の役目すらも任されることになる。 幼い頃からやっていたことだ。彼女には造作もなかった。 成人し、いつも通り変装して息抜きの家出をした日、 ふと思い立ってそのまま家を出た。そこから一度も帰っていない。 多くの人間と関わり合い、様々な世界を知りながら成長したが、 「ミラベル・A・エリース」という人間を彼女たらしめるものには出会えなかった。 ただ、視て、借りて、何者かに為る。それが彼女だ。 「それじゃあ。また会えるといいね。」 ◆職業:占い師 職業技能：言いくるめ、オカルト、芸術（演劇）、信用、心理学、説得、値切り ＋個人的な関心のある技能１つ ◇特徴表 3-7：俊敏　どんな時でも、鋭く素早く状況を把握できる。＜回避＞の基本成功率は、通常の[DEX×2]ではなく[DEX×5]である。 2-8 ：芸術的才能　任意の≪芸術≫１つに[INT×3]%加える。 ◆名前の由来 Mirabelle・April・Aries Mirabelle　西洋スモモ　黄金桃 April 　牡羊座　エイプリルフール ◇誕生日 4/4 誕生花：スモモ　「誤解」「困難」 ◆勿忘草色：9CC5E6 ▼HO牡羊座 「衣を変える」才能を持つ。 あなたは変装を99％で常に振ることが可能だ。ただし、99％以上の成長はない。 衣を着替えるように他者の姿にステータス関係なしに成り代わることが出来るのだ。 才能豊かなあなたは、常に黄金の毛皮を纏っているに等しい。 あくまでも偽れるのはその姿だけに過ぎないが、あなたの姿を見破るものはない。 ▽通過後情報 20230629　「十二星座館殺人事件」　クリア ◆報酬 ・PCだった探索者はこの瞬間PLとなった。 ※決して探索者をやめたわけではない。 誰かに操作されるだけの存在から、自分の意志で選べる存在に変わったのだ。 そういう意味で、ここではPCからPLに変わったと表記する。 ※もちろん言葉通り受け取るのも、また自由だ。 ・特徴表の一つは暗黒の祖先に固定される。 ・探索者は変わらず超一流の探偵として生きているだろう。 ・あなたは何よりも自由だ。 ◆解説 ・アドゥムブラリが作り上げた電脳世界と現実世界が一つになったEND ・全ての無意識は繋がっている。つまり、電脳体は現実世界を見て、現実体は電脳世界を見る。 それは結局のところ、二つの世界が重なったという結果を生んだ。 ・二つの重なり合った世界は、前の世界ではない。 新しい世界となってようやくアドゥムブラリ、二次元の監視の目を逃れることができたのだ。 ◆生還後の探索者達の暗黒の祖先、種族の例 ・牡羊座　蛇人間 ※ シナリオ指定ないので特徴表もいつも通りのPC作成ルールでいいです 技能値上限85に緩和します ▼HO等 推奨技能：なし 非推奨技能：拳銃、またはそれに準ずるもの ◇年齢 探索者は最低でも高校を卒業している年齢でなくてはならない。 年齢の上限はないため、加齢ルールが適応される年齢でも問題はない。 ◇探偵 探索者は「超一流の探偵」であるが、それはあくまでも表の顔に過ぎない。 ただし、探索者は「正体」をこのシナリオ上で明かす必要がないため、 HO情報に裏の顔、探索者の正体について記載はされない。 探索者は完璧に表の顔を演じている、もしくは思い込んでいるRPをしていると思って欲しい。 名乗る職業は全員が探偵だが、探索者は自分が選んだ職業でキャラクターを作成してよい。 特徴表、特記はどちらも適応されない。 ◇国籍 探索者は全員「英語圏」の人間でキャラクターを作成する必要がある。 ◇ラストネーム 探索者達はラストネームが定められている。それを変えることは許されない。 ◇依頼 探索者に届いた依頼は全員同じものだ。 封蝋された手紙には「Seekers」という差出人の名前が書かれていて、 中には羊皮紙が八つ折りになってしまわれていた。 ※手紙を読んだあなたが、どう解釈して向かったかは自由にしていい。 ただし、必ず向かうことが決定されている。 -- 　私はSeekers　超一流の探偵と呼ばれるあなたに調査を頼みたい。 　先に、この依頼はあなたを含めた十三人の優秀な探偵に送られていることを告げよう。 　一流の探偵であるあなた達には、協力して依頼を達成することを目指してもらいたい。 　調べて欲しいのは、イギリスにある村人が全員消えた村。 　そこに残された「十二星座館」だ。 　村の名前はハーメルンと言い、奇しくもドイツの笛吹き男で有名な町と同じ名前をしている。 　11月の2日に館に向かえば、あなたの他にも同じ依頼を受けた探偵が待っているだろう。 　館を調べる中で、二つの目的を達成して欲しい。 　一つは、「館の主を見つけること」 　もう一つは、「館で起きた事件を解き明かすこと」だ。 　さて、依頼の報酬だが、それはあなたの続く「未来」だ。　 　あなたの死の運命を変える方法は、この依頼を達成することだけ。 　あなたがまだ生きていたいのならば、この依頼を果たして欲しい。 　健闘を祈る。 --

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