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元UGNエージェント。 現UGNイリーガル。 生まれつき奇形で掌に口があることで不気味に思われ、親に捨てられる。 路地裏で野良犬に食われそうになった際、レネゲイドウィルスに感染。噛みつかれた傷口から出る血液で野良犬を殺し逆に食らった。 下水道でストリートチルドレンしていた頃、UGNとFHの戦闘に巻き込まれ、UGNチルドレンとして保護される。 その戦闘で見た爆発が目に焼き付いて離れない。 「ああ！ すげえ！ なんだいまの！」 「花火なんて目じゃねえ！ あれが、芸術ってやつか！」 UGNチルドレンとして訓練を受けた際も、只管に芸術に拘るようになった。 鳥型や虫型の従者を操り、相手に飛びつかせて爆発させる。その連携の、造形の、一瞬の散り様の、なんと美しいことか。 彼は己の血液を粘土や近くの土に含ませて操り、様々な生物を象った従者を作りあげる。 「芸術は、爆発だ」 「喝ッ！！」 しかし トライブリードの女性クローンの暴走事件でUGNに叛逆。素体を奪おうと支部に急襲を仕掛けるも失敗し、イリーガルとして身を隠すこととなった。 「あの女は危険だと、だから何だ？」 「あんなに美しい造型で、中身が空っぽじゃ、意味がねぇんだ！ 芸術品としちゃあまりにもお粗末だ！ 俺が完成させてやらないといけねぇんだ！ 殺処分なんて許せるわけねぇだろ！ うん！」 その実力は圧倒的で、UGNからはFHに乗り換えることを危惧し指名手配までしている。 現在は指名手配生活を続けながらも、時折イリーガルの立場からUGNに所属している友人の手助けをしたりしている。 個体識別名称 C１……虫や小鳥などの小型の従者。周辺調査や偵察を行う。C1が２匹集まるとC２になる。 C２……ドラゴンや大型の鳥などの従者。正面からの爆撃や移動する際の乗り物として使用する。C２が２匹集まるとC３になる。 C３……天使の形をした歪な超大型従者。移動能力はほぼなく、敵に投下して起爆する。その爆破範囲と爆発火力は高く、投下されてから逃げても間に合わない。 C４……極極小のウィルスサイズの従者。敵の防御をすり抜けその至近距離や体内に入って爆発する最も悪辣な従者。 C０……自分が相手に接敵された時に使用する自爆技。己の血液を返り血として相手に付け、相手の身体を爆破素材として諸共に爆破する最終手段。

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