タグ： こすもんキャラシ 海は彼方、潮は此方

小松家の次男で帝都に住む開発寄りの技師。独身。石川島造船所の自動車部門に就業している。 家は裕福というほどではないが、父が先の時代を考え、これからは学問をするべきとの教えのもと猛勉強し東京帝大を出る。 大学では物理工学を修め、3年前に起きた大震災を受け今後一般向けの自動車が必要となると考え現在の職に就く。 エリートとなるような道を歩むため、両親、ひいては兄からかかるプレッシャーを抱えつつも、この道を歩めたことに誇りと感謝の念を持っている。 早々に稼ぎ頭となるため家を継ぐほかなかった兄の資金も学費に充てており、さらにこの道の選択肢すらなかったことからも兄に対して少し負い目を感じている。 自分も選択肢のない中過酷な道を歩んできたのは同じだが気にしてはいない。兄からどう思われているかは兄のみぞ知ることである。兄には8歳の娘がいる。 仕事以外には趣味というほど打ち込んでいることはないが、山奥で育ったこともありたまに軽い登山を楽しむことがある。 学生時代は健康な身体と精神を養うため、勉強と並行し空手をして(させられて)いた。

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