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▽シートデータ ・ステータス 　入れ替え：CON18とDEX13、CON13とSTR15 　振り直し：DEX10→13 　特徴表　：【3-2：プロドライバー】＜運転＞の基本成功率50% 　　　　　　【2-10：前職】[EDU*3]%を前職使ってた技能に割り振る（36P→変装） 　ベース　：用心棒（2015）[EDU*10+STR*10] 　職業技能：（心理学[→薬学]、忍び歩き[→機械修理]、追跡[→芸術：声帯模写]、変装、近接戦闘：日本刀、火器戦闘：拳銃） 　　　　　　→隠れる、鍵開け削除 　特記　　：人間や自然界の動物の死体などを見ても正気度ポイントを失わない。 　　　　　　ただし、超自然的な原因で死に至ったことがわかれば通常通り正気度ポイントを失う。 ＝＝＝以下詳細＝＝＝ ▽3行設定（秘匿なし） 　仁義足りなくなってきた組に嫌気が差して抜けてきたお茶目な元極道。数学が得意。 　変装が大得意な戦闘担当。悪人に対してなら奇襲でも騙し討でも何でもする。法も犯す。 　聖人ではないが 正直で素直という意味なら善人で間違いない。バイクが好きで速度違反もする。 ▼設定（詳細） 　京都で生まれるも、自分を産んだ時に母は亡くなった。 　元々身体が強い人じゃなかったのに加えて父である男から酷い扱いを受けて衰弱していたそうだ。 　四郎は母方の祖母に引き取られた。名字も母のものにした。 　祖母は誰からもお人好しと呼ばれるような良い人で、困った人間を見逃せない人だった。 　母もそうだったと教えてくれた。なんとなく、自分も困ったやつには手助けしてた。 　 　勉強が嫌いで、テストで赤点をとっても、授業を抜ける子供だった。 　祖母は叱らなかった。肯定もしない。自分がどう生きようと、後悔しなければそれで良いのだと言っていた。 　勉強よりも祖母と傍に居たかったし、学校の勉強は聞いてても退屈だ。喧嘩の方が楽しかった。 　弁当屋の手伝いをした駄賃で母に花を買って、祖母に布団を買った。 　この頃から寝込むことが多くなっていた。 　中学卒業間近に祖母は亡くなった。 　あっという間だった。 　祖母の葬儀は町の人と行った。金が足りなかったのもなんとかなった。人望ゆえだ。 　一人になった。高校にも、行っても意味がない気がして行くのを止めた。 　祖母の家は他の大人が管理してくれるようだ。なら安心だ。自分が見るよりよっぽどいい。 　いっそのことなら旅に出ようと思った。東京に行ってみたい。でも、まず標準語の勉強を始めたのはアホだと思う。 　間抜けはまだ止まらず、寝過ごして東京より先に進んでいた。 　大きな駅で下りていればよかったものの、電車に乗るのが楽しくてつい、やりすぎた。 　ここはどこだか聞いたら横浜だそうだ。「横浜県」か、聞いたことがある。 　しばらく中華を食べて寝床を探していると、やけに厳ついお兄さんとぶつかった。 　ヤクザなのか聞いてみれば、極道だと教えてもらった。 　家も家族も居ないことを言えば、組に入れてもらえるか話し合ってみると言われた。力が強くてよかった。 　いまではそんな極道のお兄さんも自分の兄貴になり、教わった仁義がなんだか祖母の言いつけを思い出して熱中した。 　組が掲げた仁義を新しい家族のみんなと守っていくのが楽しかった。くだらない悪人を始末するのが爽快だった。 　組は勉強が嫌いな自分に学をつけろと言った。本当に辛かったが、薬のことだとか一般常識を教わった。 　教育の中で磨かれたのは変装と金勘定の才能だった。自分にこんな能力が合ったとは。 　兄貴からは「要領がいい」と評価された。それでもやっぱり勉強は嫌いだった。 　ついでに、下っ端の自分は料理担当まで任されることになった。祖母が教えてくれたから和食が得意だ。 　遠征の途中、自分の父だった男が標的となったこともあった。いまではできないが、女に変装して近づいた。 　母に似た自分に引っかかり、油断した隙に刺してやった。最期に正体に気づいて絶望していた。 　血の繋がりも同情も一切なく、ゴミのような人間をただ海に捨てるだけ。 　ただちょっとだけスッキリした。1つ目標を達成したようなそんな気分。 　そこそこ実力がついてきた20代後半。急に組が騒がしくなった。 　組長が亡くなった。仁義に生きるいい人だった。病気で急に、だなんて信じられない程に立派だった。 　若頭である兄貴が跡を継ぐものだと思っていた。そして、自分は組の中で生き死ぬのだと思っていた。 　跡を継いだのはカタギとして生きる息子だった。これまでヤクザのことを馬鹿にしていた男。 　誰もが反対すると思っていた。だが、過半数は息子についた。 　決まりを守って飯にありつけなかった一部の層。改革を企んでいた上層部。この組の仁義は腐っていた。 　ああ、ならいる理由もない。退屈な組織に成り下がったこんな掃き溜め。 　兄貴に一緒に出ないのか聞いた。「後を追う」と言われたから、ついてくるのだと思って置いて行ってしまった。 　追ったのは先代の後だった。自分なんかよりもずっと絶望していた兄貴は殉じることを選んだ。 　また一人になった。今度は金も常識もある。一人で生きられる。 　だが、人生には人が必要だ。次の出会いはどうなるのか。良い、面白い人間に出会えたら良いが。 　子供が夢中になって見ていたスマホを覗き込む。怖がって動けないのか見やすかった。 　「探偵系YouTuber」なんて、1つも知らない概念だが面白い。自分のスマホでも見てみることにした。 　面白い。犯人、悪人を暴く様は鋭い烏のようだ。少しの悪行も見逃さない目に惚れた。 　（以下出会い） ▽おまけ 　本人は金勘定だけだと思っているが、計算全般が早い。馬鹿だと思っているが鋭いタイプ。 　変装の名人で、現在は背があるため子供にはなれないが、男や背の高い女性には変装できる。 　料理も得意。特に和食が得意でダシもちゃんととる。醤油酒みりんは友達。 　 　文字色：#ba2636（朱・緋/あけ） ＝＝＝

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