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特徴:実は生きていた(6,4) 非常に見目麗しい青年。実家が寺（巖凰寺/がんおうじ）であり、将来は後を継ぐ予定になっているため、仏道について日々学んでいる。 性格は俗に言うツンデレ。なんともプライドが高い、神経質で小生意気な完璧主義者。 人に対してきつい口調で話すことも多いが、自分に対してはもっと厳しくストイック。 学校でもかなり成績は優秀。顔だけでなく頭もいいので、周りの女子からは高嶺の花（王子様）扱いされている。 ちなみに恋人は小学生〜中学生上がりたてくらいの時にいた。それ以降は告白されても全部断っている。 普段滅多に笑わないが、幼馴染の前では少しだけ年相応の顔を見せる。でもやっぱり生意気。 大人が苦手。怖い。特に男が怖い。 強姦された当時の記憶こそ曖昧だが、体に刻み込まれた恐怖を拭うことは未だにできず、急に触られたりするとつい大袈裟な反応をしてしまいがち。 子供を降ろした後も、しばらくは突然湧き上がる嘔吐感に苦しむことがあった。 一ヶ月近く凌辱されたことよりも、一時的とはいえ腹の中に子供がいたという事実が、自分は男であるという自認とプライドを粉々に粉砕した。 家族のみが知ることだが、発作的に死のうとしたこともある。 しかし自分が死んでしまえばそれこそ相手を喜ばせるだけと、繰り返すフラッシュバックを必死になって耐え忍んだ。 自分の心をどうにかして安定させようと、その間に精神医学について少し齧っている。 ある程度日常生活を送れるようになってからは身を守る術を身につけるべく修行もした。今はそのへんの不良くらいなら簡単にボコせる。 -ふわっと思いついたイメソン-　キタニ『悪夢』

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