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クトゥルフ PC作成ツール
霞月 涙兎(かづき るう)
ID:4265594
MD:af5190a94a7a8f66387cd9dd5e657a08
霞月 涙兎(かづき るう)
タグ:
NOBODY*2
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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初期
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アイ
デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
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初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
昔からどうしてか、自分の感情を前面に押し出すのが得意ではなかった。それは、それまでの自分の人間像がわからないからかもしれない。 中学生の時、周りに合わせて笑うようにしてみたところ、気味悪がられて避けられ、保健室登校をするようになったことがある。 後に、それが原因というより怪我をしても気が付かないことを気味悪がられていたことの方が強いのを知った。 当時の保健の先生は言った。「人の心がわからなければ、勉強するのよ」 それから、人と会う時は長袖を着て、痣ができても目立たないように、目立ってどこかにぶつかったりしないように気をつけている節がある。人混みの中を進むのは得意。障害物競走も得意。脚には自信がある。 人のことは嫌いじゃない。むしろとても好きで、自分より弱い気がして、心配で守ってあげたいなとどこかで思いながら育った。 人に対しては心配性。 両親とはそこまで仲良くない、が、涙兎の選択を基本的には受け入れてくれる。 「涙兎ちゃんが元気ならそれでいいのよ」それが母の口癖だ。 親友である傾月真夜(けいづき まよる)とは、高校の入学式で出会った。大人っぽい顔つきに見えたのは派手な化粧のせいだろうか、不釣り合いなお下げが愛らしく見えた。式が終わり、今日は帰宅、となった頃急に「あんたさ、随分つまらなそうな顔してるじゃん」と話しかけられたのが初めの会話だった。 真夜は、彼女とは真逆でよく笑う女だった。見た目こそ問題児であったし、怖そうな友人も多数いたが、それでもクラスの中心にはいつも彼女がいた。それは、彼女の明るい魅力がそうさせていたのだろう。 あまり前に出ない涙兎をクラスの輪に入れてくれたのも、1番気にかけてくれたのも真夜だった。 一緒にケーキ屋でバイトも始めた。新作が出る度に、これの材料はなんだろうかクイズをふたりでやっては、つまみ食いをするなと店主に怒られた。真夜はよく、もっと楽しい楽な仕事があるから辞めような!と定期的に涙兎の肩を揺すりながらも、なんだかんだ店の看板娘であり続けてくれた。 (真夜がアパレルで働くことになって辞めるまで、2人でバイトをし続けていた) その後の3年間、それから大学に入ってからも真夜は涙兎の親友で居続けてくれた。 真夜にだけは自分の症状を話していた。すると真夜は、「だからそんなに痣があるのに気にしていなかったのか……」と納得した顔をして、「わかった、あたしはあんたより“痛くない”人間をしよう。今まで頑張ってきた分、思う存分痛がってくれよ」と言った。気づかれていたことに驚き、真夜の言うことは的はずれなような気もしたが、真夜の優しさに救われるような思いがしたことを覚えている。 進路に悩んでいた頃一度、「どうして君はそんなに感情を表に出すことができるんだ」と尋ねたことがある。その時の彼女の顔が忘れられない。薬指の、あまり高見えしない指輪をさすりながら、「あんたにも、好きな人ができたらきっとわかるよ」と笑った。 真夜には幼い頃からずっと好きな人がいて、婚約をしたのだという。子どもの頃のことだけどね、と笑いながら、でも私は彼を信じているんだ、と幸せそうだった。 ふぅん……と涙兎が返すと、なんだよ、嫉妬か?とニヤついて、次の日にはお揃いのネックレスをプレゼントしてくれた。 「私の人生はあいつにあげちゃうんだけど、心は涙兎、あんたに半分あげるよ。これで嫉妬しなくていいだろ?」 そのネックレスを、涙兎は未だに持っている。 大学では心理学を選考した。このまま院まで進んでヒトを理解したい、と思っていたが、教授に「君はは推し量るものより、量ることの方が得意なのだな」と言われたことがきっかけで、大学を1度辞め、将来の方向性を変えることにした。 ケーキ屋の仕事で手伝っていたことを、自分のものにしよう。働きは認められていたためケーキ屋での修行を許され、専門学校とケーキ屋で勉強を本格的に始めるようになった。 現在は、修行をしつつ、仕事として作品作りに励んでいる。 なんとなく、夢のことが気になって、休日にはよく児童施設に赴いて作ったクッキーをプレゼントしたりしている。児童施設界隈では「赤髪のサンタ」だと密かに噂されている。(本人は知らない) 2年前、真夜が何ランクもグレードアップした指輪を見せつけて、「夢が叶うから!結婚式には涙兎のケーキをよろしく!」と報告してきた。彼女的にはすぐにでも式を挙げたいらしかったけれど、大学を卒業したてなこともあり、落ち着くまで我慢をするらしかった。 そして、今年本来であれば式を挙げる予定だった。真夜とケーキの打ち合わせをして別れた次の日、真夜が死んだことを知った。 結婚相手には何度も会って、誠実で優しい人だということも知っていた。幸せそうだった。 その姿を親友として見れることが幸せだった。なのにどうして?疑問符が駆け巡る。 真実を、知りたい。もし真夜がどうしようもなく悩んでいたなら……あんなに大切な友人の些細な変化に気がつけなかった自分が憎い。 少なくとも、涙兎が見ていた真夜は集団自殺などするような子ではなかったはずだ。 大宮まといとは、数ヶ月前に知り合った。精神的に疲れ果て、街中で倒れた時にたまたま助けてくれたのが彼だった。同い歳で心理カウンセラーだという彼には、無痛症のことは話してはいないが、日々見る夢、10歳までの記憶がないことについては相談をするようになっていた。 まといといると安心する。いつもよりうまく感情を出せる気がしている。それは、彼の職業、技能のためだろうか? 真夜に相談すると、「いつか話をしたことがわかる日が近いんだろうね」と意味深に笑って、自分の手持ちの口紅を塗ってくれた。 「あんたってほら、化粧っ気がないじゃん?」 「まぁ、そうだね」 「あたしのお気に入り、塗ってあげる」 「えっいいって!ちょっと!」 「あー、これだけだとやっぱ浮くね。でもきっとあんたに似合うよ。あげる。だからさ、いつか最高の笑顔を見せてよ」 真夜の言ってることはそこまで理解できない……が、まといと会う時はお守りのように必ずその口紅を持ち歩こうと決めた。 このまままといといれば、真夜のような人になれるだろうか?そう考え始めた矢先の真夜の訃報に、涙兎の心は完全に沈んでしまった。 それを助けてくれているのも、まといだ。 どれだけ親友のことを好きだったか、どれだけ後悔しているか、どれだけ救われていたか、泣けない自分のことを話していく涙兎の話を、静かに聞いてくれた。 もし、こんなに優しい人がまた自分の前からいなくなってしまったらと思うと怖くて仕方ない。 そう思ってしまう自分のことも、まといはお見通しなのだろうか。 これを、心が痛いというのだろうか。 真夜がいた証拠は、ネックレスと口紅が物語っている。まだ浮いてしまうけれど、大切な時には必ず紅を引く。 まといとこれ以上仲良くなれるとしたら、そのうち、彼にも自分の症状を打ち明けなければならないかもしれない。まといのことが心の支えになりつつあることは自覚している。彼にとって、ボクはどんな存在なのだろうか。 それは、この事件を追ったあとにしよう。 これ以上、大切な人を失いたくない。 一人称:ボク イメソン 古川本舗「depends」
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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