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探索者名：狗千波 明希穂(くちなみ あきほ) KUTINAMI AKIHO 〇特徴表：前職(2-10) 以前は別の職に就いていたか、幼少期に何か得難い体験をしている。それに準じた技能をEDU×3で指定した技能に振り分ける。 (前職の技能指定は後述の“過去”から) ◯芸術(圧縮記憶術) 常人とは違った方法で多くを記憶する才能。知識系技能やフレーバーに準じた判定を振る前に宣言する。 [(この技能の値)-(判定する技能の値)]% で判定し、成功した場合はその技能値に10%の補正値を与える。 ex) ☆歴史に判定を行う場合 80%(芸術(圧縮記憶術))-50%(歴史)=30%で判定 本名：秋尽 穂夏美(あきつき ほなみ) AKITUKI HONAMI 秋尽 折時(あきつき おりとき)→A氏 秋尽 来冬子(あきつき ことね)→妹 「くっ…狗千波 明希穂です……！よろしくお願いします……！」 「ちっ、知識はあります……っ…知識……は……」 「だ、だって初めてなんですよぉ〜……(＞＜)」 「狗千波…ですか…？お、沖縄県の苗字らしいで、すよ……？(目泳」 〇概要 東和大学医学部の若き遺伝子研究者にして、グルメサークル『R&P』の会員。だがその正体は西暦2308年からきた未来人だったのだ…………！ (ここまでHO準拠) 西暦2200年代に技術的に一般化された“デザイナーベビー”の技術により生まれた人造人間。 彼女の製造ロットは『メルクリウスの指』と呼ばれる生体コンピューターの生体部分として組み込まれるために生産されたもので、同様の行程で10人ほどが生み出された。 そんな彼女が生まれながらに持っていた才能は“圧縮記憶”である。圧縮記憶とは記憶術の一つで、文字などを意味として記憶せずに絵画や映像として記憶することで効率良く物事を記憶/記録することである。 だが、この才能には致命的な欠点がいくつかある。それは“努力しなければいけないこと”、そして“根本的な思考能力は常人と変わらないこと“である。例えるならば、どんなにパソコンのストレージが大きくてもそれだけの大容量を扱うCPU等の部品が優秀でなければそれだけのアプリケーションを活かすことができないのと同じである。 つまるところ彼女は沢山の見聞を増やすという“努力を強いられる才能”を押しつけられたのである。根本的な演算能力が欠如しているという時点でプロジェクトからは真っ先に外され、10人の中で最初に里子に出された彼女は後にさる世界的な資産家であるA氏に引き取られることとなる。 親代わりになるA氏には1人の彼女からすれば年下の娘と年上の2人の息子がいた。それでも尚、彼女を引き取った理由は氏曰く「年々記憶力が落ちてきている私の代わりに、物を覚えてくれる誰かが欲しかった」らしい。画して彼女は戸籍と役割、そして家族と“穂夏美(ほなみ)”という名前をA氏から与えられることで、実験体としての人生ではなく人間としての人生を歩むことができるようになった。 その後は未来では一般的な教育と、学業を修め(才能があるので飛び級等はしている)現在はA氏の付き人として人生を送っていた。 だが、氏の娘(妹)が例の難病に罹ることで事態は一変する。彼女はそれを機に自らの時間と才能をその難病や医学的知識蓄えることに費やした。 常に氏に与えて貰い、何かに巻かれるように流されるように人生を積み重ねてきた彼女が自分で決め、自分で行動に移したのだ。 氏も娘が病に倒れたことをきっかけにそうなるとは思っていなかったようで彼女の成長を喜び、全てを託し彼女を見送った。 性格は真面目。 それもクソが付くレベルの真面目。最早真面目過ぎて使い物にならないレベルで真面目。そして良く言えば“控えめ”であり、悪く言えば“臆病”でもある。 学業においては他人からすれば所謂天才であるものの、絶妙に容量が悪く鈍臭い。で、あるためか貧乏くじはいつも彼女に回ってくる。 以上の性格を例えるのであれば。 「石橋を叩いて進むどころか叩き過ぎて粉砕してしまい、オロオロしていると後ろに控えている人間に谷底へ突き落とされるタイプ」 あまりにも能力の割に損な人生を歩んでいるからか常に逃げ腰や流されるような感じになっている。 ちなみに…名前は偽名であり本名のアナグラムである。

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