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月野 兎和（ﾂｷﾉ ﾄﾜ） 名前は某美少女戦士が好きだった母親が、せっかくそんな苗字の男性と結婚したのだからと張り切ってつけてしまったもの。 来歴（少なくとも本人はそう思っている） 日本人の父親と、アメリカ人の母親を持つハーフの青年。 その両親は幼い頃に殺されており天涯孤独の身。犯人は未だに捕まっていないが、その捜査は不自然な形で打ち切られている。 両親は駆け落ちの形だったため、親戚の家に預けられることとなったがかなり肩身の狭い思いをしていた。 家でご飯が出されることはあまりなく、殆ど虐待のレベル。そのせいで身長が伸びなかった。 学生時代は容姿、境遇、名前のこともあり虐められている。 家にいても学校にいても居心地がよくなかったため図書館へとよく通い、様々な本を読み漁る毎日を過ごしており、今でもそれは続いてる。もう普通に趣味の1つ。 警察になったキッカケは、単純に就職して家を離れたかったから。高卒で働けるところを探していたら、警察だったというだけで、親の事件を調べたいなどの理由ではない。少なくとも表面上は。 力は人並み、体格は人にはるかに劣り、体力もあまりなくすぐへばるが、神の手と呼ばれるほどの手先の器用さが幸いし、射撃の腕前は警察の中でもトップクラス。走るのもかなり早い。 あと誰もが振り返るほどの美貌を利用したお話合いも得意分野（しかし童顔）。 非常に多趣味で、医学的なものから博物学的なものまである程度理解している。図書館に十何年以上も通い詰めた成果。 因みに三年前の事件より以前は植物を育て、仕事の傍らそうしたものの研究もしていた。 しかし事件後は花に対して強烈なまでの嫌悪感を抱くようになってしまっている。記憶が曖昧で何故かはわからない。 かつては、今はなき植物研究サークルに自身が育てた花や種を売っていた。そのサークルで殊更熱心に花について勉強をしていた女性が居たのを知っている。 名前は「南　玲子(みなみ　れいこ)」。 植物に興味を失ってしまったため、その女性ともそれきり会わなくなってしまっている。あらぬ誤解をされても面倒くさいと、その女性については特に話していない。 チーフの補佐をしているが、どこか抵抗感を抱いている。その立場故か劣等感故かは自分でも解っていない。 猪狩幸太郎とは仲が良い友人。 休日に一緒に出掛けたり、彼が得意な料理を教わることもある。 自分にも医療知識があるためかなんなのか、かなり気が合う。 性格 そこまで空気を読まない、少し不思議ちゃんチックなところがある青年。 幼い頃あまりに大変な経験をしてきてるが、それをおくびにも出さない。 喜と楽以外の感情がない、とまで言われることがあるほど事実を事実として受け止め話してしまうため、猪狩と似たようなことする奴とよく称される。不謹慎でも言う。 実際のところは感情はしっかりあるが、それを切り分けて別の人物・人格のように扱ってしまえるだけである。 喚いても何をしてもどうにもならなかった幼少の経験から、そうなってしまった。 本当は親のことだって思うところはあるし、幼少期の経験だって悲しいと思っているし、親の捜査を不自然に打ち切った警察にも不信感はある。 悲しみはある。怒りは燃え尽きているかもしれないが。 普段の彼は意図して作った二重人格みたいなもの。 決して仮面ではない。表面に出ているものだって本物だから。 ちなみにストレスがたまると表の人格がはげかけるため、もう一つの特に好きな趣味のドライブによく出る。 その時に猪狩もよく拉致するのだとか、なんだとか。 ちなみに猪狩が裏の人格？までを知っているのかどうか、少なくとも月野は知らない。 一人称　私/ワタシ/ふざけてる時はウサギちゃん(美貌と小柄で誤魔化せているのかもしれない) 二人称　キミ・○○サン

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