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「やあやあやあジャームくん。ボクと一緒に月夜のデートとしゃれ込もうか」 ■概要 　不幸ばかり経験してきた死神体質のボクっ子女子高生。 　ダウナーだけどおしゃべり好き、詩的で理屈っぽい感じ？ 　オーヴァードになったことを１つの天啓・運命と感じていて力を振るうことに躊躇がない。 　UGNに隠れて夜な夜な自主的にジャームを狩りはじめており、自らを省みない危うさももつ。 　人に対して臆面なく話す気さくさは、自分の人生を軽視している投げやりさの裏返し。 ■補足 　これだけでは味気ない。ボクからもう少し補足しよう。 ○不幸体質 　どうしようもない「不運」のもとに生まれついている…といっていいだろうね。 　外に出れば怪我をするし、内に籠ればコンロが壊れる。晴れてほしい日には雨が降るし、月を見たい夜には雲がかかる。 　下駄の鼻緒は切れるし、黒猫が目の前を通りすがるというわけだ。 　両親は事故で亡くなった。引き取った親戚も火事で亡くなったね。だから親類縁者から気味悪がられている。「悪魔の子」さ。 　今では施設ぐらしというわけ。 　だから、飛び降りに巻き込まれたときも「やっぱりね」と思った。 　１人で死にたかったろうに。ボクに巻き込まれて気の毒に… ○オーヴァードへの覚醒 　もともと自分をまともな人間と思っちゃいなかったからね。いっそ笑える。 　なんでも社会に弾かれた化け物が夜な夜な徘徊しているらしい。まあボクもその１人なんだけど。 　彼らを倒して役に立てるなら自分が生まれた意味もあるというものじゃないか。ボクもこうしてそのうち死んでいくんだろうな。まったく、愉快なことだよ。 ○ボク 　しっくりくるから使っている。 　「中二病のめんどくさい女」みたいな了解をされて人があまり近寄ってこないのも便利といえば便利だ。 ○唐笠ヒナタ 　幼なじみ。ヒナタだけはずっとボクに話しつづける。キミにいつか何かが起こってしまうのが怖い。

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