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世界なんて、どうしてこうも『デタラメ』なのだろう。 自分がいなくても世界は回るのだ。 そんな世界に、どうして、私がいるのだろう。 こんな『能力（ちから）』なんて。 ーーーーーーーなければよかったんだ。 どうして。 どうして何も言ってくれないの。 いつもみたいに『お前なら大丈夫』って言ってよ。 何処に行ったの。 ……刹那クン…。 父しかいない家庭では、何不自由なく生きてきた。 なのに外の世界では、それは『おかしい』ことらしい。 いじめ、なんてこんなに簡単に形式が出来上がってしまうものだったのか。 知らなかった。 …大人は見て見ぬふりをする。 私は、…誰を頼ればいいの。 そんな『世界』を見てきた私は、人を信用するのをやめた。 刹那クンはずっと、私を見守ってくれている。 だから、私は大丈夫。 …一人で生きていける。 ね、刹那クンはずっと、一緒だよね？ ……いなくなんて、なってないもんね。 ほら、ずっと私の隣にいてくれている。 ………、いてくれてるから。 ｰｰｰｰｰ 性格 ・自身に自信がない引っ込み思案。 ・刹那クンが一緒（影だからしゃべらない。それでも彼女は話しかける。） ・自分の能力が大嫌い。どうしてこんなもの、私に発現してしまったのだろう。 ・父親のことは尊敬しつつも不信感でいっぱい。反抗期を迎えている。 ・能力を使えば使うほど人格が変わる。

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