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「First Mission」用　※半年前の姿 「“普通の人間”らしくって、どーしたらいいのかよく分かんないよ」 「でも、そんなこと考えずに過ごせるヒトたちって、やっぱすごいなって思うし、少し羨ましい」 「憧れてるわけじゃないよ。自分が持ってないものが、異様で異質で、特別に見えるだけ」 ながつき　ゆい あたし／君、あんた、お前。少しがさつだが学校ではそこそこ“普通”を装おうと努力している。 出生は自分ではよく分かっていないが、どうやら何処かの研究所から引き取られてきたらしい。 幼い頃に双子の兄と共にUGNに引き取られ、それからずっとUGNチルドレンとして育てられている。 しかし能力の発現が顕著だった兄とは対照的に、実戦に使えるような能力がほとんど現れなかった。 （※レネゲイドの感染は確認されている） そのため4年ほど前から一般の学校に通い、日常を知るための訓練を受け始めていた。 長いこと施設内のことしか知らずに育ったため、学校という場所には戸惑いがあった。 それでも発見や学びが多く新鮮で、いつしか学校という場所が大好きになっていった。 ある日、学校内で突如能力が発現、暴走。実体を持った影が暴れ、複数の死傷者を出すことになってしまう。 当然その学校にはいられなくなり、全ての生徒達の記憶からは抹消される。 その時になってようやく、「自分は他の人間たちとは異なる」と自覚した。 影が暴れたという証言が曖昧で、赤黒いものが蠢いたという声からブラム＝ストーカーの能力者だとされる。 暴走そのものについては罰せられることはなかったものの、人を、友人を傷付けたことに怯えている。 再教育や再訓練には取り組んでいるが、二度と同じ暴走を引き起こさない、という自信は喪失している。 【友夏ちゃんについて】 学校に通っていた頃の同級生であり「友人」。 度々話し掛けてくれ、話を聞いてくれ、日常に疎かった自分に日常を教えてくれた子。 初めは恐る恐る会話をしていたが、次第にその緊張も不要だと思えるようになってきていた。 自分からも「友人である」と、「仲良し」であると言ってもいいかな、と思い始めていた。 しかし突如能力が暴走した時、隣に居たのは友夏だった。 記憶処理がなされたとはいえ、彼女を傷付けたことを自分は忘れてはいない。忘れられない。 もし次に会うことがあったら、どんな顔をしたらいいのかが分からない。 ×××××× 兄は長月慶。喋らせ屋＜トゥルーセラム＞。 ソラリスシンドロームを扱い、対象に拷問、自白をさせることを仕事としている。 彼とコンビを組んでいるエージェントのことは、ねーちゃんと呼んで慕いつつ嫉妬。 自身の能力発現後、彼らと組んで仕事をすることが何度かあった。 しかし後ろ暗いことをメインとしている兄とは、基本的に会えることが少なかった。 ■参加セッション ×××××× それはまだこれからの話

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