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◆ ベース職業 クトゥルフ2015 / ミュージシャンベース 職業技能P / EDU*10+DEX*10 (13+16) →290 特記：パフォーマンスを行い、専門の〈芸術〉または〈制作〉に成功したら、〈言いくるめ〉と〈説得〉に＋10%のボーナス。ファンに対してはさらに+10%のボーナス。 ◆ 特徴表 【5-6 異物への耐性】 体内の免疫力が発達している。毒(POT)を抵抗表で競う際に、成功の範囲に+20%。 【5-8 大酒飲み】 酒にはめっぽう強く、アルコールを毒のように扱う場合、探索者はすべてのアルコール関連のPOTを二分の一（波数切り上げ）にする。 ◆ HO4：チェロ あなたはこの楽団のはみ出し者チェリストだ。よく楽長に怒られている。 才能がないのだと陰口を叩く者もいるだろう。 しかしあなたは決してチェロを手放さない。 ======================================== ◆ 性格、趣味嗜好 あっけらかんとしていて軽薄そうな男性。 誰に対しても臆せず声をかけるが、他者に対して深く取り入る様子はない。 言葉遣いは朗らかで明るく、どちらかというと社交的に見えるが、多少馴れ馴れしい。 多少退けられてもめげずに絡みにいく図太い性格。 多趣味であり、写真や物書きやアウトドアや標本の収集に関心があるらしい。 話題を出せば大抵のものには興味を示し話に乗る。 合奏練習が終わった後も、残って練習をしている姿を見るかもしれない。 余程の酒飲みなのか、側に居ればそこそこの頻度で酒の匂いがする。 ◆ すごいどうでもいい設定 ・かなりザルというかワク。なんぼ飲んでも酔わない。ほぼ常に飲んでいるが、シラフ状態。 ・喫煙者なので普段からタバコ＋酒の匂いがする。銘柄はメビウス。 ・妙に癖のある演奏をするので浮くタイプ。多分一人で演奏する方が向いている。しかし人と演奏をする方が好きらしい。 ======================================== ◆ 口調、喋り方 一人称：俺 二人称：君、あんた、苗字＋さん 明るく朗らかな口調。よく言えば親しみやすいが悪く言えば馴れ馴れしい。 物言いが図々しい上にどこか軽薄な印象を受ける。 「はーいっ俺も居まーす！遊佐です！」 「わーお、すみません楽長！もっかい頼めます？」 「え？酔ってませんよお。こんなんじゃ酔えませんって」 「こういうのはねえ、伸び代があるって言って欲しいね！」 「ねー、ここ一緒に合わせない？頼むよ〜、オケの未来のためにさあ！」 「まあなんとかなるでしょー、多分ね！」 ======================================== ※以下『賢者の海の四重奏』のネタバレ含む。 ======================================== ◆ 過去について あまり裕福とは言えない家庭に育ち、両親に期待されるまま医学の道を進もうとしていた。 幼い頃祖父から譲り受けたチェロに触れておりプロの奏者に憧れた事もあったが、家庭環境や両親へ孝行をしたい気持ちと、自らにチェロの才能がない事などから、最初は納得して医大へと進学していた。 一回生が終わる頃、父が他界する。それにより、元々支払いがギリギリであった遊佐家は匡治朗の学費を払うことは難しくなってしまった。 医者になるという目標は絶たれ、匡治朗が実家の母へ伝えたのは「一人前のチェロの奏者になって戻るから、待っていて欲しい」という事だった。 やけくそだったのかもしれないし、自らの内側で燻っていた願望が発露した身勝手な夢なのかもしれない。 それでも、この時匡治朗へ残されていたのはチェロへの情熱だけだった。 それから数年、結果は出ていない。実家にも帰ることはできず母には連絡すらできていない。 チェロの音色が好きだった。弓を打ってこだまする穏やかな音も、苛烈な音も、愛していたはずだ。 今や、自分を突き動かしているものが罪悪感なのか、義務感なのか、それともひたむきな愛情なのか、判別がつかないでいる。 諦められるものなら、手放して捨ててしまうことができるのであればどんなにいいかと思う日もある。 他に関心を向けられるものはないかと色々と手を出しているうちに多趣味になってしまった。 しかし今でも自分に才能がないと分かりながら、チェロを手放せないでいる。 ◆ HO3に対して 今でも自分のチェロを愛せているのは、半ば彼女のおかげだろうかと思うことがある。 しかし同時に、それゆえに自分はチェロを手放せないでいるように感じる事もある。 感謝と憧憬を抱きながらも、彼女の支えがなければもしかすれば今頃、などと思ってしまうことに引け目を感じてもいる。 ◆ 秋山豊に対して 奏者という立場の中では数少ない友人と言える存在。 他人に対して一歩引きがちな匡治朗だが、絆されてしまっているのか彼の事は年上として頼ってしまう事がそこそこある。 その事もあり日頃から何かを返したいと思っていたので、自分に務まるのであれば…と今回の依頼は快く引き受けている。

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