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--- 　 🌼 𝗻𝗮𝗺𝗲 　圷 公英　-　あくつ こうえい --- 　 🌼 𝗳𝗲𝗮𝘁𝘂𝗿𝗲 　なし --- 　 🌼 𝗰𝗵𝗮𝗿𝗮𝗰𝘁𝗲𝗿 　「どこまでもご一緒します。……ああ、はい、勿論本心ですよ」 　▮ 俺 / あんた / ～サン 　常に笑顔を浮かべているが、どこか貼り付けたようなつくりものの笑顔に見える。 　愛とか情とかそういった根性論をよく口にするが、本人の性格は非常に冷酷でリアリスト。 　どこまでが本心なのか自分自身も分かっていないようである。 　スリーピースのスーツにコート、手袋といつも厚着をしており、香水の収集が趣味。 --- 　 🌼 𝗯𝗮𝗰𝗸𝗴𝗿𝗼𝘂𝗻𝗱 　※下記「Noa♡noA」HO2 ネタバレ有 　誰かに必要とされたら、この地獄みたいな人生から抜け出せると思った。 　物心ついた時から孤児院では家畜当然のひどい扱いを受けてきた。食べ物は最小限しか与えられず働かされ、時には何も与えられない日もある。 　そういう日はこっそり施設を抜け出し、街で生ごみを漁ったり、盗みを働いて飢えをしのいできた。 　街へ向かうのは非常にリスクが高く、施設自体を抜け出すのは然程難しくない（管理人はぐうたらな夫婦だけだった）が万一バレてしまうと一か月は豚の餌の食べ残しだけが口にすることを許され、他の家畜と共に服を着ることすら出来ず、どれだけ外の天気が悪くても施設の中へは入れてくれなかった。 　孤児院は国の目が届かないほど田舎にあり、娯楽も無い中で無駄に産み落とされた命がはした金で施設に預けられ、管理人はそれらを人としては扱わなかった。 　公英はそんな環境の中ひときわ外の世界に関心が強く、よく施設を抜け出し街へ向かっては様々な人間の在り方を知った。人は美味しいものを食べて、豊かな生活をし、愛情というものを確かめて笑い合う生き物だと知り、手の届かない世界に対して静かに憧れを募らせるようになる。 　育ちが悪いので当然言葉遣いや持ちうる教養は粗末なものだったが、13歳のころ街の裏路地で知り合った暴力団組員に取り入り、それ以降孤児院には戻らず裏社会で必死に働いてきた。それは孤児院で行ってきた仕事より数十倍も厳しく汚い仕事だったが、食べ物が与えられるだけマシだと公英は耐え忍び、推定18歳ごろには裏社会で名の通る"掃除屋"として食うに困らない立場を確立した。 　毎日のように他人の血を浴び、からだから鉄臭さが取れなくなった。金さえあれば「ふつう」の生活が出来るだろうと、愛情を求め裏社会とは縁のない女と付き合ってみたり接客業のアルバイトをしてみたが、どうも上手くいかず、早々に元の生活へ戻ってしまう。 　段々と、自分が何をしたかったのか、本当に求めているものが何かさえも分からなくなっていた。そんなある日、いつものように依頼を受けて夫婦2人の片づけを行っていた際、データには無かった子どもが公英に縋りついてきた。 　「うれしい。ぼくが毎日祈ってたから、本当にパパとママをやっつけに来てくれたんだね、かみさま」 　その少年は複雑な事情で両親からいないものと扱われ、裕福な家だったが随分と酷い環境で育てられたらしい。彼は両親を恨んでおり、公英のことをかみさまと呼んで一緒に連れて行ってほしいと頼んだ。 　公英は少し悩んだが、目撃者として少年も片付けることにした。しかし全てが終わってはじめて、自分の本当にやりたかったことは、自分と同じような境遇の子どもを助けることにより昔の自分を救うことなのではないかと頭の片隅で思った。だって、彼の息の根を止めた時、似ても似つかないのにまるでこどもの頃の自分が目の前にいるように見えたのだから。 　それに気が付いたころにはもう遅く、公英は何も気づかなかったふりをして、今も薄汚い路地裏の片隅、寂れたビルの一室でひとり鉄の匂いを取っている。 　愛に人一倍あこがれを持っていながら、愛を知らないので全く愛を信じられない馬鹿で愚かしい人間。 　基本的に丁寧な言葉遣いを心掛けているが、驚いたり余裕がなくなると敬語が取れる。本当はかなり荒い口調。 　—— かみさまが居るというのなら、彼はいつ自分をこの地獄から救ってくれるのだろうか。 　 --- 　 🌼 𝗼𝘁𝗵𝗲𝗿 　▮ 《用心棒》ベース 　▮ モチーフ　-　タンポポ 　タンポポ：「真心の愛」「神託」「思わせぶり」 　その言葉がどれほどの真実をはらんでいるというのか。貴方の根はどこまでも深く、深くあるというのに。 　だがきっと、全ては皆のために吐いた言葉なのだろう。きっと、そうなのだろう。 --- 　 🌼 𝗺𝘂𝘀𝗶𝗰 　「なにやってもうまくいかない」 - meiyo 　https://youtu.be/vxoKuhPca-A 　 --- 　 🌼 𝗶𝗻𝗱𝗲𝗳𝗶𝗻𝗶𝘁𝗲 　「Noa♡noA」　END-A 　【後遺症】「我々は何者なのか」 　あなたはグレート・オールド・ワンであるウトゥルス=フルエフルと人間のハーフである。 　その独特の雰囲気やたたずまいから、人間に好かれることがない。 　特徴表「暗黒の祖先」が強制的に付属する。1d100 の数値は 70 ほど。 　▮ 3卓分の不定 　9:『隠者』懐疑主義。慎重さに拍車がかかり、成功確率の低さに抵抗感を覚える。初期値技能のロールは一切できない。 ---

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