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喜渡 灰星（きど かいせい）21 ♂ 栃木の山奥生まれ栃木の山奥育ちの貧乏田舎少年だったが、高校の時に「バイトが忙しいのはわかるが何か一つ部活に入る決まりなんだ」と言われ演劇部に入部。学祭の劇において「ヒロインに絡むチャラ男B」で天才的演技を披露し、演劇部顧問に「お前はものすごく上等で真っ白なキャンバスだ」などと言われ都会の劇団に推薦状を書かれ、あれよあれよと言う間に劇団入りが決定。涙ぐみながらハンカチを振って見送る両親と「俺別にやりたいとか一言も言ってないんだけど」と思いつつ別れ、劇団でも遺憾無く才能を発揮し演劇スキルを磨く。「完全憑依型」と称される演技でヒーローショーから刑事ものまで幅広くこなし、有名事務所への所属も決定して期待の若手として名を馳せる。 しかしトーク番組へのオファーは一切断る。台本がないと何も話せないからである。 思っていることや考えを自分の言葉にするのがたいそう下手くそで（何も考えていないとも言う）、普段は人生最初の役である学園祭で演じたチャラ男をベースの人格にしている。誰かになりきって話す方がよっぽど簡単だと気づいたため、今は天職だと感じており、俳優業を一生がんばるつもり。素で話すと若干の吃音が出る。 「初めまして！喜渡灰星っていいまーす！今日はよろしくお願いしまっす！」 「…………。あ、俺ですか、もしかして。…………。あ、名前……。喜渡、灰星。です……。」 クトゥルフ2015職業「俳優」を適用

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