タグ： 白夜の歌 katye

長崎県壱岐島の海に面した山間の高台にある海洋研究所の研究員の一人である。 壱岐島で生まれ中学までは島の学校に通っていたが、壱岐島の研究に携わりたいと考え、島を出て長崎県の高校に通い九州の大学に入り、海洋生物について学んでから島に戻ってきて研究員になった。 子供のころは、島の海岸で泳いだり、友達とかくれんぼをしてそのあと喧嘩をしたり、研究員を目指すようになってからは島の図書館に通ったりしていた。 大学の卒業論文を英語で書かされたため、ある程度の英語は読み書きができるが話すことは苦手である。 島の歴史や環境については中学卒業時の知識しかないため、研究所に就職してからも島のことについて過去の研究データや図書館などで個人的に学ぶほど島のことが大好きである。研究所にある機器がちょくちょく調子が悪くなるため、簡単な修理であればできるようになった。 壱岐島で起こっている異常現象について島のためにもと自ら立候補して砂丘調査のプロジェクトチームの一員となった。 【白夜の歌】 カスタードとイチゴの組合せのお土産が大好き。 カウカブ(オルフェ)の写真は少しぼやけてしまっているが、1枚現像し、データはpc内に保存されている。シン、カウカブ(オルフェ)のことを忘れてしまわないように、1枚の写真を手に、毎日のように月読神社へお参りに行く。シンの歌、オルフェの姿、あの一日(？)のことを毎日思い浮かべながら過ごしていくだろう。しかし、写真を見るたびに、どうしてシンの写真は撮らなかったのかという後悔にも同時に襲われる。 1年後の島の様子であったかもしれないものを目にしたが、自分の目に映ったものは否定のしようがない、同じ道をたどらないようにはどうすればいいのであろうか…、そんなことを考える必要もなく未来は変わっているのかもしれないが…。

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