タグ： ほしの せいら

小さいことから人との触れ合いに恐れ、避けてきた彼女はいつしか星の魅力に気づき星と対話するようになった。 そして彼女は道を踏み外していった。呪術にも手を出すようになり、梵語をそこで覚える。 神話にも手を出し始め、ヘブライ語、ラテン語を中心に学び、彼女はすくすく育っていった。 星の魅力をもっと知るため、そしてもっと対話するために大学は天文学を専攻するようになった。 そしていつしか彼女は自分が星の声を聴くただ一人のものと知り(思い込み)、 そのせいで自分の右手には星から授かった大いなる力があるのだと確信する。 だがその力は破壊と滅亡を呼ぶものと同等の力があることも自覚し、彼女は右手には必ず黒い手袋をするようになった。 彼女は悪の脅威から自分の身を守るため身体も鍛えるようになる(思い込み)。 そして彼女は星を愛し、愛され、その反面自分の心の闇に潜む混沌の闇と共に生きていくことを心に誓うこととなる。 混沌の闇は彼女の中に潜み続け(生まれたころから)23になる頃にはソレと対話するまでにいたった(思い込み)。 彼女にかせられた重みは星という光と闇が調和した世界からの落とし子という人とは相いれない存在だということだった。 白い髪は彼女の混沌に染まりし右手の代償に奪われたモノ(ハイブリーチ)。 藍と紅の瞳は光と闇が調和した世界からの落とし子という証(カラコン)。

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