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[イントロ] 鶴我竜朗。彼は200年前より続く由緒正しき名家「鶴我家」の一人息子である。交易で栄えた鶴我家は現代でもその勢いは衰えてはおらず、陸海空の貿易に携わっている。だが裏では黒いウワサが絶えず、当主「龍一郎(ﾘｭｳｲﾁﾛｳ)」冷徹無比な性格も相まって競合他社からは酷く恐れられている。そんな強大な鶴我家の一人息子、竜朗が住むのは羽星市にある小さなアパートである。そこでメイドの小夜子(ｻﾖｺ)と二人で暮らしている。何故二人暮らしなんかをしているかというと、竜朗の過去に原因がある。それは両親の事。 父親の龍一郎はまだ健在だが、母の宵子(ｼｮｳｺ)は竜朗を出産の時体の負担が大きくそのまま亡くなっている。 そして何より竜朗はそのことを父親から聞いておらず、今現在まで母親の存在を知らないでいる。竜朗は父親に不信感を抱いていて、物心ついた時から反抗期だった。父親が用意した専属の家庭教師や習い事、その他諸々全てをすっぽかして喧嘩に明け暮れていた。 屋敷に執事やメイドが頭を悩ませている中、だた一人「小夜子」だけは毅然とした態度で接していた。時に厳しく、時にからかい、しかし小夜子は一貫して鶴我家の事を第一に考えていた。勿論竜朗も庇護される対象であり、いつしか小夜子にだけは心を許すようになっていた。だが竜朗の性格は相変わらずで、家の人間を困らせ続けていた。それを見かねた龍一郎は竜朗に社会勉強に一環として一人暮らしをさせることにする。現在、家のしがらみから半分解き放たれた竜朗は、その反動かかなり爛れた生活をしている。 昼は喧嘩、夜はネットサーフィン。そんな怠惰？な生活を送っている竜朗にとある転機が訪れる…。 「鶴我 竜朗」：鶴我家に生まれ、現在破天荒で爛れた生活を送る一人息子。 ▶好きな物：自由、喧嘩、強いヤツ、いちごみるく ▶嫌いな物：父親、家柄 ・粗暴で自分勝手、他人と自分を顧みず無茶をしがち。 ・日々喧嘩に明け暮れていて、家柄から解放された竜朗は彼なりに謳歌している。 ・良くも悪くも未だに子供っぽく、喜怒哀楽がコロコロ変わる。 ・現在メイドの小夜子と二人暮らしを始めて二ヶ月程経過している。 「小夜子」30歳　女性　：鶴我家に仕えるメイド。基本的に完璧超人で竜朗の身の回りの世話をこなす。 ▶好きな物：鶴我家の人、紅茶 ▶嫌いな物：鶴我家に仇名すもの、一人ぼっち ・幼い頃暗殺者として育てられ、鶴我家に敵対する組織が刺客として差し向けたが、竜一郎に説得され暗殺を断念した過去がある。 ・それ以降は竜一郎に見逃してもらった恩返しとして、メイドとして鶴我家に仕えることになる。この時に小夜子という名前を貰う。 ・ある日そんな小夜子を連れ戻そうと敵対組織が人を送るが、小夜子は拒否。この時身重の宵子が巻き込まれ重症を負う。 ・敵対組織は何とか撃退したが宵子はそのまま亡くなってしまう。その日から宵子に言われた言葉を胸に、一層鶴我家に尽くす。 ・竜朗に対しては「守るべき家の者」という印象が主で、その他特別な感情は"今の所"ない。 ・それに対して竜朗は家の人間だから慎重に扱われているのが若干気に食わないと思っている。 [サンプルボイス] 小夜子「お帰りなさいませ、坊ちゃま。」 竜朗「あぁ…てかその呼び方やめろ」 小夜子「失礼いたしました。先ほど竜一郎様から知らせが届きまして、『竜朗がLINEを見ないからどうにかして欲しい』と」 竜朗「ケッ！自分の手元から離れた途端に親父面かよ…だったらこんな事させるなっての」 　　「まァ俺は好き勝手出来ていいけどな…んで、LINEだって？」 小夜子「ええ、坊ちゃまに渡したクレジットカードの決済額が想像以上のものだと聞いておりますが」 竜朗「あぁ！そうなんだよ！この前ソードワールド3.5」の最新アップデートがあってなぁ。新キャラが中々強くてよぉ」 小夜子「左様ですか。でしたら私(ﾜﾀｸｼ)の方からカードを止めさせていただきます。」 竜朗「ｯ！オイ！待てよどうしてそういう話になるんだよ」 小夜子「私たちに与えられた資金は限られています。もしこのまま坊ちゃまが散財し続けるなら、ここでの生活は出来なくなります」 　　　「そうなればお屋敷の戻ることになり、ソードワールドも出来なくなります。ということはお分かりですね？」 竜朗「くっそ、わかったよ…しゃあねぇな。」 小夜子「...ソードワールドには招待システムで石が貰えるらしいですね。節約になるなら私もプレイしましょう」 竜朗「そ、そうか。てかやり方わかンのか？」 小夜子「」 竜朗「へぇ、小夜子にも出来ないことがあるんだな。しょうがねぇ、この俺が教えてやるよ(ﾆｺﾆｺ)」 小夜子「恐れ入ります。」 #FFCC4E 　雌黄色 遭遇神話生物：クトゥルフの化身、クトゥグア、ハスター、ゾス人、深きものの混血種、ミ＝ゴ、クトゥルフの奴隷、深みに住む者 　　　　　　　ショゴスロード 7/20,21「傀逅」：生還。　

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