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命は四分の一外国の血を引いたクォーター。 母がイギリス人とフランス人のハーフであり、母方の家系は代々受け継がれる『占い師』で祖先は魔女だったとか。 命も占いをする優しい母の姿に憧れ、自分も将来は占い師になるものだと自然と思っていた。 しかし、命が高校にあがる時母が突然病に倒れそのまま帰らぬ人となってしまった。父と命は悲しみ落ち込んでいたが、二人で支えあって笑って生きることが母の喜びなのだと前を向くことを決めた。 高校生活を送るなかで進路を決めなければならない。父は命に「占い師を無理に継がなくてもいい。お前が生きたい道を行きなさい。」と笑って諭してくれた。しかし、命は父の思いもきちんと受け取り進学もするが自分も母と同じように占い師になることを決意する。 ある時母の部屋を掃除していると、生前母が使っていた形見となる占い道具と母が命に記した【占いの本】を見つける。命への思いがたくさん詰まったこの本は命と母を繋ぐ唯一のものになった。 短大で心理学などを学び、卒業後占い師となったがなかなか占いで稼いでいくには時間がかかりそうだった。 命は温和だが内向的な性格のため、なかなかお客が集まらない。しかし、そんな性格からか受け身となって彼女が話を聞いてくれることでそこを好んでくれるお客もいる。母から教わったやり方や本を見ながらの彼女の占いは確かに当たることが多い。 占いをした後ほぼお客のお悩み相談の時間となり、あれ、自分占い師なんだよな？なんて思いながらも人の話を聞くことは嫌いではないのでとても真摯に相談に乗る。 誕生日は1月3日。母の性格は明るく元気で優しく、父は自分から多く語る人ではないが気さくで温和な人。 顔は母に似たが、性格は父譲り。 母とはまるで反対な命だが今の自分の生活は悪くないと思っている。 大切なもの 【家族】【母の形見の本】

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