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（おおたか　あおと） 元々は刑事だった。大学を卒業してストレートで警察になり、そこで先輩と出会った。やたらと何でも出来る優秀な刑事なのに実力より自己評価が低い人で、そのせいか1つ歳の違いがあっても自分のことを評価してくれる人だった。刑事として一緒に働いた期間は2年だったが、その間は四六時中飲みに誘ったり服を買いに行ったりとプライベートでも仲良くしていた。 刑事になったきっかけは、DVを受けていた母親を守ると決めた幼い頃の正義感の延長だったと思う。父親から逃げてシェルターで息を潜め暮らした小学生時代。特にお金もなかったので服は施設の子のお下がりばかりで、反動で今は身綺麗な格好を好んでいる。幼い頃程ではないが手をあげられそうになると未だに一瞬体が強ばる為、刑事としてやっていく事での成長の限界点を早々に知ってしまい辞職した。 暴力回避のため、話術が巧みになった。本人が使った言葉を使って、交渉の誘導をするのが得意。その話術と人助けの理念から探偵事務所を設立。刑事と違い受ける仕事を選べる為、自分の苦手とする仕事は避けられるので肉弾戦に巻き込まれそうなものは正直避けてる。 口が上手く気楽で楽しげに振舞っている。シェルター時代はトラウマなので過去を詮索される事は好きではない。嫌いなことは力でねじ伏せられる事。誰より引きずってる癖に、その片鱗を見せないように振る舞うやり方を熟知している為、刹那主義に見られがち。パッと見恋愛関係性も軽そうに見えるが、実際は父の反面教師もあり溺愛思考。

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