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🎠キャラ特記 ●ハンドアウト HOⅡ-｢剣を構える｣ あなたは⁠ガブリエル寮に属することになる天使だ。 特記:芸術(トランペット)に+40 の補正 ●職業技能 天使見習い 目星/図書館/説得/心理学/人類学/医学/芸術(トランペット)/ソード(初期値 20) ●補正 SAN値を7マイナスした 初期SAN値58となる 🎠プロフィール アネリス・ウォーレン/167cm/平均 愛称:アニィ 好きなもの:人に話を聞くこと、鶏肉や豆(スパイスが効いてると嬉しい)、リンゴ、イチジク 好きなおにぎりの具:てんむす 趣味:冒険、探索 特技:剣技、楽器演奏、プロファイリング？ 動物に例えると:馬……？ モチーフ:第二の騎士、ハルモニア、愚か 一人称/二人称:俺/お前、あんた 喋り方:ガキっぽい、少年、明るい イメソン: ♪ 全部夢だった！ / 黒うさぎ coverヰ世界情緒 カラーコード:ヴァーミリオン( #F26649 ) 関係のあるPC: 天使たちの黙示録 HO1→(これから) HO3→(これから) HO4→(これから) ●キャラ概要 「天使見習いとして」 ガブリエル寮に所属する天使見習い。 元気で無邪気で物怖じしない、好奇心旺盛な少年。 ガブリエル寮生にしては学力が高くなく、いつも地位が危ぶまれている。寮生によく見られる特性としての面も薄く、深く学びたいことがまだ見つかっていない。反面、多くの事に興味を示し、浅く広く色んなものに手を出している。 また、本人にハッキリとした自覚はないが、ほかの存在の精神面や生活を観察し考察することに長けている。 人を知ることが好きで、多くの人の輪に入ってはその人たちから話を聞いている姿を見かけることもあるだろう。 「現世の人間として」 アネリスは南の国に住んでいたごく一般的な少年であり、両親も南の国にいるごく一般的な学者、研究者であった。 アネリスに特別なことがあったとすれば、それは両親の仕事場の仲間たちに可愛がられていたことだろう。 暇があれば両親の仕事場に入り浸っていたアネリスは、持ち前の好奇心の旺盛さと愛嬌で多くの学者達に物怖じせずに話かけていた。 その姿に絆された学者達もまるで自身の子供のようにアネリスを可愛がり聞かれたことに丁寧に根気よく答えていた。 こうしてアネリスは何か特定のひとつに造形を深めることは無かったが、浅くしかし広く多くの学問の知識を学ぶ日々を送っていた。 ●基本方針 ・好奇心旺盛 ・物怖じしない ・相手を深く知ろうとする ・浅慮、考えなし ・無邪気 ●容姿 ・赤髪の毛先が黒く染まっており、ハーフアップにしてる、ハーフアップの後ろ髪は剣を模したバレッタで留めている ・THE少年、という感じ、ちゃんと男っぽい顔 ・瞳に星があるように見える ・少年としては体格は良い方 ●所属 アポカリプス大天使養成学校 ガブリエル寮 🍔最悪な人生 「人生は深刻であり、遊びは罪である」――引用 出身:日本 名前:窩 アネリス(むろ-あねりす) 享年:31歳 高校卒業後、就職するも直ぐに退職。 その後、ファミレスのアルバイトで生計を立てていたが、ファミレスが廃業してしまい無職となる。 再度就職することはなく、数年間の支援を受けて生活したのち、4階建てのアパートの屋上から飛び降りをはかり亡くなった。 飛び降りをはかる前、数名の行きずりの人間が説得をしていたが、その言葉が届くことはなかった。 「必ず一人で出かけ、金曜日にホットドッグを楽しげに食べることが求められる」――引用 窩 アネリスにとって、彼の働いていたファミレスは楽園であった。 正社員として働いていた会社では一切認められることのなかったアネリスの力を認め持て囃してくれたからだ。調子に乗ったアネリスはファミレスを自身の城であると勘違いした。客だろうと、従業員だろうと、仕入先だろうと、誰だろうと、アネリスの気に障る存在がいたらあらゆる手を使って排除した。 自営業のファミレスでアネリスの行いは咎められることもなく簡単に通用してしまい、 仕事がまったくできないわけではなかったアネリスを辞めさせることもできず、彼のしょうもない悪辣さをどんどん肥大化させていった。 そんなファミレスは、窩 アネリスの長年にわたる行いによって廃業へと追い込まれた。 アネリスの城は砂の城が崩れるようにあっという間に消えてなくなり、次の仕事を紹介されることもなくアネリスは無職となった。 仕方が無いので次の仕事を探すが、やり方を変えることの出来なかった彼に次などなく、支援を受けながら再起をはかるがなにもかもが上手くいかなかった。 「非存在がわれわれを存在から連れ戻し、名も無き霊性が、荒々しいサーカスから疲れ果てた子供が家に帰るように、虚無へと帰還することになるのである」――引用 窩 アネリスはとうとう来るところまで来た。 誰にも相手にされなくなった彼は、飛び降り自殺をはかることで自己顕示欲を満たそうとしたのだ。 彼が舞台に選んだのは4階の高さで、人々が行き交う道からよく見えるアパート。 靴を脱いで、遺書を共に置き、手すりを乗り越え向こう側へ。アネリスは誰かが助けに来てくれること期待いっぱいに待っていた。 思惑通り、正義感の強そうな男性と気弱そうな女性がアネリスの元へとやってきた。 女性がアネリスに気づき男性に助けを求めて来たのだろうか、二人は寄り添ってアネリスに説得の言葉をかける。 説得に簡単に靡いてはいけない、しかし塞ぎこみすぎても駄目だ、二人を正義感に酔わせてアネリスに強く同情させる必要がある。 そして思惑は上手くいった。 アネリスに心の底から寄り添った言葉と共に手を差し出す男性、アネリスは震えながら頷いてその手を取ろうとした。 直後、足を滑らせたアネリスはあっさり屋上から落ちた。ただ4階から成人男性が落ちるのだから、運が良ければ助かったかも知れないのだが(その後の人生がどうなるかは知らないが) アネリスにとって最も運が悪かったのは本来クッションになってくれるはずだった街路樹に首を引っ掛けた事だ。 ガクンという強い首への衝撃から意識を失う直前アネリスが思ったことは「死にたくない」だ。 アネリスを助けることができなかった男性と女性は、この件の傷を慰め合い仲を深め、のちに結婚したらしい。 「すなわち、秩序も混沌も人為的な概念にすぎず、どちらか一方が他方より「真」であると信じるのは幻想にすぎない」――引用 不毛なアネリス、彼の人生に意味を見出すことはナンセンスである 🍎インスパイア元 SCP-1295 SCP-2342 ディスコーディアニズム ジョシュア・ノートン

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